ワールドシリーズ制覇をかけた2018年MLBのポストシーズンは、地区シリーズが終了し、リーグ優勝決定シリーズに進む4チームが出そろいました。
その最後の4チーム目となったのは、アメリカン・リーグのレッドソックス。日本時間10月10日の地区シリーズ、ヤンキースとの第4戦は9回裏の攻防がスリリングでしたね。ワタシも仕事の合間にテレビで見ていました。4-1でリードしたレッドソックスは、抑えのクレイグ・キンブレルを送り出しますが、1死満塁から押し出し死球と犠飛で2失点。1点差まで迫られましたが、辛くも逃げ切り、3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めました。
リーグ優勝決定シリーズの対戦カードは、アメリカン・リーグがレッドソックス×アストロズ、ナショナル・リーグがブルワーズ×ドジャースです。本拠地で第1・2・6・7戦を開催できるホームアドバンテージは、レッドソックスとブルワーズにあります。
レッドソックスは前述のとおり、地区シリーズで最大のライバル・ヤンキースに3勝1敗。対するアストロズは、地区シリーズでインディアンズに3連勝しました。今季両リーグトップの勝率を誇るレッドソックスと2年連続ワールドシリーズ制覇を狙うアストロズの対戦は、激戦必至です。レギュラーシーズンではアストロズが4勝3敗と勝ち越し。レッドソックスの巻き返しなるか、注目されます。
そして、ブルワーズは、地区シリーズでロッキーズに3連勝。レギュラーシーズンから続く連勝は11にまで伸びました。勢いは4チームの中で一番でしょう。悲願のワールドシリーズ初制覇へ、今季は大チャンスです。一方のドジャースは、地区シリーズでブレーブスに3勝1敗。昨季はあと一歩で20年ぶりのワールドシリーズ制覇を逃しており、今季はその借りを返したいところです。こちらのレギュラーシーズンでの対戦成績は、ドジャースの4勝3敗。8月2日の対戦では、ドジャースが21-5と圧勝しました。
ワールドシリーズに進出するのは、どの2チームになるのでしょうか。願わくば両リーグとも、最終第7戦までもつれる展開になってほしいですね。ハイレベルな戦いを期待します。