ドジャース今世紀初のワールドシリーズ連覇! MVPは山本由伸!!
MLBの頂上決戦、ワールドシリーズが決着しました。ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)3勝、ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)3勝で迎えた最終第7戦は、現地時間11月1日午後8時(日本時間11月2日午前9時)、カナダ・トロントのロジャースセンターでプレイボール。これは見逃すわけにはいきません。
ワタシは今回も当然、公共放送NHKが地上波でライブ中継してくれると決めつけていました。が、なんと中継はBSのみ。これにはガックリです。我が家はBSが見られないので、ネットで追うしかありません。試合はまさに総力戦となり、延長11回、ドジャースが5-4で逆転勝ち。球団史上初、そして今世紀初となる2年連続のワールドシリーズ制覇を決めました。
ドジャース 00010101101 5
ブルージェイズ 00300100000 4
まるで見ていたかのようにゲームを振り返ってみます。先発はブルージェイズがサイ・ヤング賞3回、通算221勝の大投手、41歳のマックス・シャーザー、そしてドジャースは大谷翔平。シャーザーはナショナルズ時代の2019年にもワールドシリーズ最終第7戦に先発しており、史上4人目の複数回登板となります。41歳97日でのワールドシリーズ最終第7戦登板は史上最年長です。一方の大谷は第4戦の先発から中3日。両者、どんなピッチングを見せてくれるでしょうか。
ドジャースは1回表、先頭の大谷が右中間へ安打を放ち、三塁まで進みます。しかし、4番ムーキー・ベッツがショートゴロで無得点。ここで1本出ていたら、ドジャースのペースで進んだでしょうね。1回裏、大谷は先頭打者のジョージ・スプリンガーに安打を許すも、続く2番ネイサン・ルークスを空振り三振、3番ブラディミール・ゲレーロJr.を見逃し三振に仕留め、飛び出していた一塁走者のスプリンガーを二塁ベース前でタッチアウトに。運良く3人で切り抜けました。
2回表、ドジャースは三者凡退。その裏、大谷は四球と2本の安打で2死満塁のピンチを背負います。迎える打者は9番アンドレス・ヒメネス。大谷はカウント1-2からの5球目、159㌔のフォーシームで空振り三振を奪い、先制点を許しません。大谷も雄叫びを上げてたようです。
ドジャースは3回表も三者凡退。シャーザー、ノっていましたね。対照的に大谷はこの回のスプリンガーに2打席連続の安打を与え、その後犠打と暴投で1死一、三塁でとされると、4番ボー・ビシェットに甘く入った初球のスライダーをバックスクリーン左へ運ばれます。先制の3ラン本塁打に球場のボルテージは最高潮。打たれた大谷はマウンドでガックリとうなだれ、ここで降板となります。中3日での先発マウンドは2回1/3を51球、被安打5、与四球2、奪三振3、失点・自責点3と実質的なKOでした。
それでもドジャースは4回表、1死満塁から6番テオスカー・ヘルナンデスがセンターへ犠牲フライを放ち、1点を返します。その裏、ブルージェイズの攻撃中にはドジャースの2番手左腕ジャスティン・ロブレスキーの直球が9番アンドレス・ヒメネスの右肘付近に当たり、乱闘騒ぎに。球場は騒然となり、主審から両指揮官に「警告試合」が申告されました。
ヒリヒリモードが漂う中、ドジャースは5回表、大谷のこの日2本目の安打などで1死一、二塁としますが得点ならず。しかし6回表、1死一、三塁から7番トミー・エドマンがセンターへ犠牲フライ。やや浅めのフライでしたが、三塁走者のベッツの激走で2-3と1点差に迫ります。
7回表は大谷が四球で出塁するも後続が倒れ無得点。その裏、ブルージェイズは無死二塁からヒメネスが右中間へタイムリー二塁打を放ち、4-2とまた2点差に。この時点でワタシはこのままブルージェイズが逃げ切るかもな、とあきらめモードに入っていましたね。
ところがどっこい。ドジャースは8回表、5番マックス・マンシーが第5戦で苦しめられたブルージェイズの4番手トレイ・イェサベージからライトスタンドへソロ本塁打を放ち、3-4と再び1点差に迫ります。好ゲームです。ドジャースはその裏、無死二塁のピンチを無得点でしのぎ、最終回へ。
ブルージェイズのマウンドには8回途中から守護神ジェフ・ホフマンが上がっていました。9回表、ドジャースはこの回先頭の8番エンリケ・ヘルナンデスが空振り三振。ブルージェイズ、32年ぶりのワールドシリーズ制覇まであとアウトふたつです。もしかしたら大谷が最後の打者になるかもしれない。ただ、その前に9番ミゲル・ロハスが出塁したら、大谷の逆転2ランの可能性もある。そんなことを思っていたら、ロハスがレフトへ起死回生の同点ホームラン! ドジャース、土壇場で追いつきました。
大谷はレフトフライ、2番ウィル・スミスは見逃し三振で勝ち越しはならず。その裏、ブルージェイズは1死から四球、安打でサヨナラ勝ちのチャンスを迎えます。ここでドジャースはなんと前日に6回96球を投げて勝利投手になっていた山本由伸をマウンドへ。これにはビックリです。山本、肩やひじは大丈夫なのか。
代わりばな、山本は6番アレハンドロ・カークに死球を与え、1死満塁の大ピンチ。ワタシはサヨナラ負けを覚悟しました。直後、その心配は消え去ります。山本は7番ドールトン・バーショをセカンドゴロ、8番アーニー・クレメントをセンターフライに打ち取り、得点を与えません。試合は第3戦に続いて延長戦に突入です。
10回表、ドジャースは1死満塁と絶好のチャンスを迎えましたが、あと1本が出ず無得点。続投の山本は10回裏、ブルージェイズ打線を三者凡退に抑え、試合は11回表へ入ります。ドジャースはこの回先頭9番ロハスがサードゴロ、1番大谷がセカンドゴロで2死走者なし。今回も、延長18回となった第3戦同様、長い戦いになるかも──そう思った直後、2番スミスがレフトへ勝ち越し本塁打を放ちました。この試合、5-4とドジャースが初めてリードを奪います。
驚いたことに、山本は11回も続投。昭和生まれのベースボール大好きオジサンは、すんなり終わってくれることを願っていました。が、そう簡単にいはいきません。先頭のゲレーロJr.にレフトへ二塁打を打たれ、犠打と四球で1死一、三塁とされます。バッターは6番カーク。山本、なんとかふんばってくれ。
その願いが届いたから、とはさすがにいいませんが、ファウル、見逃しストライクのあとの3球目はカークのバットをへし折り、打球はショートへ。打球をさばいたベッツは自ら二塁ベースを踏んで一塁へストライク送球。ワタシはハイライト映像で見ましたが、その軽快なプレイにはしびれました。正直、日本人にはできない動きですよ。
冒頭でふれたとおり、ドジャースは球団史上初&今世紀初となるワールドシリーズ連覇を達成。いや~それにしてもいいゲームでした。ぶっちゃけ、今季は日本シリーズよりもワールドシリーズのほうが日本での注目度は高かったといっていい気がします。やはりドジャースに大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が所属していること、それと最終戦決着になったのが大きいですね。
シリーズMVPは、当然ながら山本由伸が選ばれました。データ的なことを挙げます。
🥎ワールドシリーズでMVPに輝いた日本選手は2009年の松井秀喜(ヤンキース)以来史上2人目。投手では2019年スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)以来6年ぶり30人目
🥎山本は今ワールドシリーズ3試合に登板して3勝。同一年に3勝は2001年ランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックス)以来24年ぶり14人目の最多タイ記録。すべて敵地で3勝は史上初。第6、7戦に連勝した投手は前記ジョンソン以来4人目だが、敵地では初めて
🥎山本は第6戦で6回を投げ、第7戦は2回2/3を投げた。6回以上を投げてから連投した投手はポストシーズンで9人目で、2回2/3は9人中最多イニング
……ほかにもまだまだふれたいところですが、ここまでかなりの時間を費やしてしまったので、また機会を改めて取り上げたいと思います。
【ワールドシリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)
第1戦 Hブルージェイズ○11-4●ドジャースA
第2戦 Hブルージェイズ●1-5○ドジャースA
第3戦 Aブルージェイズ●5-6○ドジャースH
第4戦 Aブルージェイズ○6-2●ドジャースH
第5戦 Aブルージェイズ○6-1●ドジャースH
第6戦 Hブルージェイズ●1-3○ドジャースA
第7戦 Hブルージェイズ●4-5○ドジャースA
ワールドシリーズ最終戦が行われたということは、2025年のベースボールシーズンの終了を意味します。今季も日米でいろいろありましたね。そしてこの1ヶ月は例年以上にたっぷりと堪能させていただきました。プレイヤーの皆さんには、来シーズンもまたドキドキワクワクさせてほしい。ワタシは今後もベースボールを追いかけ続けます。

ドジャース勝って3勝3敗、ワールドシリーズは最終戦決着へ。
ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)3勝、ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)2勝で迎えたMLBワールドシリーズ第6戦は、カナダ・トロントのロジャースセンターで現地時間10月31日午後8時(日本時間11月1日午前9時)のプレイボール。この試合にブルージェイズが勝てば1993年以来32年ぶり3度目のワールドシリーズ制覇、そしてドジャースのワールドシリーズ連覇は断たれることになります。まさに大一番。結果は、ドジャースが3-1で逃げ切り、3勝3敗のタイに持ち込みました。
ドジャース 003000000 3
ブルージェイズ 001000000 1
駆け足でゲームを振り返るとします。ブルージェイズはケビン・ガウスマン、ドジャースは山本由伸の両右腕が先発。第2戦と同じ顔合わせでした。そのときは5-1でドジャースが勝ち、山本は完投で勝利投手となっています。
1、2回とも両チーム無得点。両投手とも好調の立ち上がりで、チャンスらしいチャンスはなく、投手戦になりそうな予感が漂っていました。試合は3回表に動きます。ドジャースは1死から8番トミー・エドマンがライトへチーム初安打となる二塁打で出塁すると、続く9番ミゲル・ロハス三振後の2死二塁から1番大谷翔平は申告敬遠。2死一、二塁とし、2番ウィル・スミスがレフトへ二塁打を放ち、エドマンが生還してドジャースが先制します。
なおも3番フレディ・フリーマンが四球で2死満塁。ここで不振の中、4番に据えられたムーキー・ベッツがレフトへ運び、ドジャースは2点を追加しました。結果的に、ベッツの一打は大きかったですね。このあと、ドジャースは点を取ることができませんでしたから。
その裏、山本は2死三塁から1番ジョージ・スプリンガーにタイムリーを浴び、1点を失います。さすがの山本も相当のプレッシャーがあったはず。とはいえ、このあとは得点を許さず、6回、96球を投げて被安打5、与四球1、奪三振6、失点・自責点1と好投。3連続完投はならなかったものの、チームの期待に応えるには十分のピッチングを見せました。
山本のあとを受け、ドジャースは7回裏のマウンドに2年目の左腕、ジャスティン・ロブレスキーが上がります。二塁打を打たれるも後続を断ち、無失点。ブルージェイズに流れを渡しませんでした。そしてドジャースは8回裏、3番手・佐々木朗希を送り込みます。
ワタシは正直、かなり不安でした。佐々木には荷が重い気がしていたのです。8回は右安打、中飛、四球、遊邪飛、二ゴロでなんとか無失点に抑えるも、ハラハラもの。スコアは3-1のままドジャースがリードして最終回に突入します。佐々木は続投。すんなり終わることを願っていましたがやはりそう単純にはいきませんでしたね。
佐々木はこの回先頭の6番アレハンドロ・カークに死球。続く7番アディソン・バージャーには左中間へ運ばれます。打球はフェンスの下の隙間に挟まり、その間に打者走者のバージャーまでが生還。これで同点か──そう覚悟するも、グラウンドルールで二塁打と判定され、無死二、三塁で仕切り直しとなりました。ドジャースは命拾い。運を味方につけたといえます。
さすがにドジャースはここで佐々木を降板させます。4番手のタイラー・グラスノウは8番アーニー・クレメントを一飛に打ち取り、続く9番アンドレス・ヒメネスを浅いレフトフライ。飛び出していた二塁走者バージャーが戻れず、ダブルプレイでゲームセットとなりました。まさに紙一重の勝負でした。
【ワールドシリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)
第1戦 Hブルージェイズ○11-4●ドジャースA
第2戦 Hブルージェイズ●1-5○ドジャースA
第3戦 Aブルージェイズ●5-6○ドジャースH
第4戦 Aブルージェイズ○6-2●ドジャースH
第5戦 Aブルージェイズ○6-1●ドジャースH
第6戦 Hブルージェイズ●1-3○ドジャースA
ドジャースが勝ったことで3勝3敗となり、ワールドシリーズは最終第7戦決着にもちこまれることになりました。MLBが3地区制になった1995年以降、ワールドシリーズが第7戦決着となったのは8度あります。
1997年 マーリンズ ○●○●○●○ インディアンズ
2001年 ダイヤモンドバックス ○○●●●○○ ヤンキース
2002年 エンゼルス ●○○●●○○ ジャイアンツ
2011年 カージナルス ○●○●●○○ レンジャーズ
2014年 ジャイアンツ ○●●○○●○ ロイヤルズ
2016年 カブス ●○●●○○○ インディアンズ
2017年 アストロズ ●○○●○●○ ドジャース
2019年 ナショナルズ ○○●●●○○ アストロズ
第6戦に追いついてシリーズを制したのは5チーム。うち敵地で第6、7戦を連勝したのは2016年カブスと2019年ナショナルズの2チームです。今回、ドジャースが連覇達成なら2002年エンゼルスと、ブルージェイズが勝てば2014年ジャイアンツと同じ星取り表になります。果たして第7戦、どんな展開が待っているのでしょうか。
いまMLB公式サイトをチェックしたら、第7戦の先発はドジャースが大谷翔平、ブルージェイズはマックス・シャーザーと発表されていました(下の画像)。大谷は自身初の中3日登板。最後の最後を最高の二刀流で締めくくってもらいましょう。

阿久悠関連の書籍を2冊読破。
10月ラスト・デイ。前日にNPB日本シリーズが終了し、MLBワールドシリーズは第6戦に向けての移動日だったので、今日(10/31)は4日ぶりにベースボールのゲームのない日でした。
今回は今年8月以降に古書店・新刊書店で購入した書籍5冊の中から、読破した2冊についてふれようと思っていたのですが、書いて(打って)いる途中で寝落ち。しかもねぼけていたこともあってか、なぜか知らぬ間に文章を消してしまっていました。先ほどようやくシャキッとして、書いた(打った)はずの文がなくなっており、もうガックリです。
ということでまた日を改めます。直近に読破したのは、以下の2冊。いずれも8月の同じ日に同じ古書店で手に入れたものです。値段はともに300円だったので迷うことなく購入しました。
『愛すべき名歌たち-私的歌謡曲史-』
阿久悠・著/岩波新書/1999年7月19日第1刷発行/定価:本体700円+税
『星をつくった男 阿久悠と、その時代』
重松清・著/講談社/2009年9月18日第1刷発行/定価:本体1700円+税
作詞家・阿久悠に関しては以前から興味があったので、まず新書のコーナーで『愛すべき名歌たち』を見かけて手にとり、パラパラとめくってよし、と購入を即決。その後も店内を見渡していると、またしても阿久悠に絡んだ書籍が目に入ってきました。『星をつくった男 阿久悠と、その時代』です。
著者は重松清。彼の小説は何冊か読んだことがあったので(なかでも『疾走』にガツンとやられました)、重松の書く阿久悠、これはもう読むしかない。中身を見ることなく『愛すべき~』と合わせて2冊を持ってレジへ。阿久悠本人と本人以外が書く阿久悠、大いに興味がありました。
読破しての感想をひと言でいうと、阿久悠はまぎれもなく日本歌謡史に一時代を築いたということ。まあ今さらながらではありますが。そして、阿久悠が晩年、美空ひばりに歌詞を提供できなかったことを悔やんでいた、など初めて知る情報も多くありました。
また阿久悠関連の書籍を見かけたら、手に入れようと思います。

ソフトバンク、5年ぶり日本一! WSはブルージェイズが王手。
「朝晩に二度も美味(おい)しい野球漬け」
これは今朝(10/30)の朝日新聞オピニオン面、朝日川柳に載った句です。ワールドシリーズと日本シリーズが同日開催とあって、ベースボールファンには先週土曜日からたまらない日々が続いていました。が、その日も今日で終了となります。そう、日本シリーズが決着したのです。
甲子園球場で行われた阪神(セントラル・リーグ覇者)×ソフトバンク(パシフィック・リーグ覇者)の第5戦。前日までの対戦成績はソフトバンクの3勝1敗で、この日ソフトバンクが勝てば日本一が決まるという大一番でした。
試合は阪神が2回裏、8番・坂本誠志郎のレフトへのタイムリーヒットで先制すると、5回裏にも4番・佐藤輝明がセンターへタイムリーを放ち、2-0とリードを広げます。佐藤はこれで5試合連続打点。昨季の桑原将志(DeNA)に並ぶ日本シリーズ記録に並ぶタイ記録で、第1戦からの5戦連続は史上初となります。阪神の先発・大竹耕太郎の好投もあり、このまま阪神ペースで進んでいくと思われました。
が、8回表。ソフトバンクは阪神3番手・石井大智からこの回先頭の8番・嶺井博希がライトへのヒットで出塁すると、1死一塁から1番・柳田悠岐がレフトポール際へ起死回生の同点2ランを放ち、試合を振り出しに戻します。石井はレギュラーシーズンで50試合連続無失点の日本記録をマークし、シーズン防御率0.17と驚異的な成績を挙げていましたが、大事なところでまさかの被弾。これで流れはソフトバンクに傾いたといえます。
その後2-2で試合は延長戦へ突入。11回表、この回先頭の6番・野村勇が阪神の5番手・村上頌樹からライトへソロ本塁打を放ち、ついに勝ち越します。その裏、阪神はソフトバンクの6番手・松本裕樹に無得点。ソフトバンクが5年ぶり12回目の日本一に輝きました。
ソフトバンク 00000002001 3
阪神 01001000000 2
阪神打線は同点に追いつかれたあとの4イニングでノーヒット。気落ちしましたかね。ワタシは日本シリーズが今日で終わってほしくなかったので、阪神には粘ってほしかったです。
【日本シリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
阪神(セントラル・リーグ覇者)×ソフトバンク(パシフィック・リーグ覇者)
第1戦 Hソフトバンク●1-2○阪神A
第2戦 Hソフトバンク○10-1●阪神A
第3戦 Aソフトバンク○2-1●阪神H
第4戦 Aソフトバンク○3-2●阪神H
第5戦 Aソフトバンク○3-2●阪神H
今回のシリーズは、ソフトバンクが初戦に敗れるも第2戦から一気の4連勝。5試合中、第2戦を除いた4試合が1点差だったものの、ホームで1勝もできなかった阪神の完敗といっていい気がします。今季の阪神は9月7日に史上最速でリーグ優勝を決めましたが、日本シリーズでは勝てず。この結果を受けて思い出したのが1990年の巨人です。この年、9月8日にリーグ優勝を決めていた巨人は日本シリーズで西武に4連敗。早すぎるリーグ優勝は日本シリーズで勝てない、そんなジンクスが生まれるかもしれません。
最近の日本シリーズは、2024年6試合、2023年7試合、2022年7試合、2021年6試合と、週末に決着していましたが、今季は5試合で終了。これはソフトバンクが巨人に4連勝した2020年以来の少なさです。その意味では、ちょっともの足りなさを感じますが、まあいっても始まらないのでやめておきます。これでいろいろあった2025年の日本プロ野球は終了。来シーズンも投高打低の傾向が続くのでしょうか。打者の奮起を期待します。

いつもと順番が逆になりましたが、ここからはMLBワールドシリーズです。サクッといきます。現地時間10月29日(日本時間10月30日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)の第5戦は、ブルージェイズが6-1で快勝。対戦成績を3勝2敗として1993年以来32年ぶり3度目のワールドシリーズ制覇に王手をかけました。
ブルージェイズ 200100210 6
ドジャース 001000000 1
ドジャースはいいところがなかったですね。「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平も第1打席から投ゴロ、空振り三振、右直、一ゴロの4打数ノーヒット。今世紀初となるワールドシリーズ連覇を目指すドジャースはもう1敗もできません。
【ワールドシリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)
第1戦 Hブルージェイズ○11-4●ドジャースA
第2戦 Hブルージェイズ●1-5○ドジャースA
第3戦 Aブルージェイズ●5-6○ドジャースH
第4戦 Aブルージェイズ○6-2●ドジャースH
第5戦 Aブルージェイズ○6-1●ドジャースH
移動日を挟み、カナダ・トロントのロジャースセンターで行われる第6戦は現地時間10月31日(日本時間11月1日)に行われ、ドジャースは第2戦で完投勝利を挙げた山本由伸が先発予定です。ドジャースのシリーズ連覇へ望みをつなぐピッチングを見せてもらいましょう。

ワールドシリーズは2勝2敗、日本シリーズはソフトバンク王手。
現地時間10月28日(日本時間10月29日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)のワールドシリーズ第4戦は、ブルージェイズが6-2で完勝し、対戦成績を2勝2敗としました。
ブルージェイズ 002000400 6
ドジャース 010000001 2
この試合、ドジャースは大谷翔平が先発。7回途中、被安打6、与四球1、奪三振6、失点・自責点4で敗戦投手と、ワールドシリーズ初登板はほろ苦いものになりました。バットのほうも第1打席から四球、空振り三振、見逃し三振、二ゴロと3打数ノーヒットで連続打席出塁は11でストップ。前日、延長18回を戦った影響はあったんでしょうかね。
対戦成績が2勝2敗となったため、ドジャースは本拠地でのワールドシリーズ連覇の可能性は消滅。最短でもカナダ・トロントでの第6戦に持ち越しです。第5戦以降、また延長戦になることも考えられるので、今後も投手・大谷の出番はあるかもしれません。そのときはリベンジを期待しましょう。
【ワールドシリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)
第1戦 Hブルージェイズ○11-4●ドジャースA
第2戦 Hブルージェイズ●1-5○ドジャースA
第3戦 Aブルージェイズ●5-6○ドジャースH
第4戦 Aブルージェイズ○6-2●ドジャースH

そして日本シリーズです。甲子園球場で行われた阪神(セントラル・リーグ覇者)×ソフトバンク(パシフィック・リーグ覇者)の第4戦は、前日に続いて接戦となりました。
ソフトバンク 010011000 3
阪神 000000020 2
ソフトバンクは2回表、先頭の4番・山川穂高が中堅へ3試合連続となる3号ソロで先制。5回表には1死満塁から柳町達が2試合連続打点となる左犠飛で2点目を挙げ、リードを広げます。さらに6回表、2死二塁では代打・近藤健介が右前適時打で3点目。8回裏、阪神に2点を返されましたが、3-2で逃げ切りました。2試合連続で1点差ゲームをモノにするあたり、ソフトバンクには強さとしぶとさを感じます。
これでソフトバンクは第2戦から3連勝。対戦成績を3勝1敗として日本一に〝王手〟です。
【日本シリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
阪神(セントラル・リーグ覇者)×ソフトバンク(パシフィック・リーグ覇者)
第1戦 Hソフトバンク●1-2○阪神A
第2戦 Hソフトバンク○10-1●阪神A
第3戦 Aソフトバンク○2-1●阪神H
第4戦 Aソフトバンク○3-2●阪神H
今後はどんな展開が待ち受けているのでしょうか。ネットでいろいろ調べてみると、またソフトバンクが有利になるデータが出てきました。
〈ソフトバンクが<2>戦から3連勝で日本一へ王手をかけた。シリーズで先に王手をかけたチームは過去75度のうち優勝が64度。今回のように2勝1敗から王手は21年ヤクルト以来26度目。過去25度のうち55年南海を除いて24度優勝しており、V確率は96%。シリーズでは2勝0敗から王手(V確率85%)よりも2勝1敗からの方がV確率は高い。ソフトバンクが2勝1敗から王手は6度目で、南海時代の55年はV逸も、その後は99、14、15、18年と次の試合も勝って日本一を決めている〉(nikkansports.com)
過去を踏襲して、ソフトバンクが本拠地に戻ることなく、第5戦であっさり決めるのか、それとも阪神の逆襲はあるのか。個人的には第5戦決着を望んでいないので、阪神の勝利を願って、今回は締めます。

ドジャース、延長18回サヨナラ勝ち! ソフトバンクは逆転勝ち。
いや~すさまじいゲームでしたね。現地時間10月27日(日本時間10月28日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)のワールドシリーズ第3戦は、なんと延長18回の死闘の末、フレディ・フリーマンのサヨナラ本塁打でドジャースが勝利しました。
ブルージェイズ 000400100000000000 5
ドジャース 011020100000000001☓ 6
5-5で延長戦に突入。ポストシーズンはタイブレイクを採用していないので、そう簡単には決着がつかないだろうとは思っていましたが、まさかここまで長くなるとは。でも、これこそが時間制限のないベースボールの魅力といえます。少なくともワタシはそうです。試合時間はポストシーズン史上2位となる6時間39分。こんなゲーム、ナマで見ることができたらたまりませんね。
さすがにすべてを詳細に振り返るのはしんどいのでコンパクトにいきます。ドジャース・大谷翔平は「1番・指名打者」で先発出場。また次々と新記録を打ち立てました。第1打席からの結果です(○数字は打点)。
第1打席 1回 右二塁打
第2打席 3回 右本塁打①
第3打席 5回 左二塁打①
第4打席 7回 左中間本塁打①
第5打席 9回 故意四球
第6打席 11回 故意四球
第7打席 13回 故意四球
第8打席 15回 故意四球
第9打席 17回 四球
すべて奇数のイニングに打席に立ち、4打数4安打2本塁打2二塁打3打点5四球と、9打席すべて出塁。もうあんぐりです。大谷の樹立した記録を挙げます。
🥎1試合4長打:ワールドシリーズ史上119年ぶり2人目
🥎単一ポストシーズンで3度目のマルチ本塁打:史上初
🥎1試合5四球:ワールドシリーズ新記録
🥎1試合4敬遠:ポストシーズン新記録
🥎1試合9出塁:ポストシーズン新記録
🥎ワールドシリーズで1試合12塁打:球団新記録
大谷は現地時間10月28日(日本時間10月29日)に行われる第4戦に先発予定。前回登板では投げては10奪三振、打っては3本塁打と超ド級のパフォーマンスを見せてくれました。またなにか、やらかしてくれそうな気がします。
なお、この試合は佐々木朗希が同点の8回1死一、二塁のピンチでワールドシリーズ初登板。三ゴロ、投ゴロでピンチを脱すると、回またぎで9回もマウンドへ。1安打2四球でピンチを招くも、無失点に抑えました。そして2日前に9回完投勝利を挙げた山本由伸は、18回途中にブルペン入り。延長19回に突入したら登板していた可能性は高かったようで。回避されて本当によかったですね。
【ワールドシリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
ブルージェイズ(アメリカン・リーグ覇者)×ドジャース(ナショナル・リーグ覇者)
第1戦 Hブルージェイズ○11-4●ドジャースA
第2戦 Hブルージェイズ●1-5○ドジャースA
第3戦 Aブルージェイズ●5-6○ドジャースH
ドジャースは今日の勝利で対戦成績を2勝1敗としました。1勝1敗から第3戦を勝ったチームが優勝したのは、過去63回中42回で、V確率は66.7%。7試合制のポストシーズンまで広げると、101チーム中70チームが優勝しており、V確率は69.3%となります。ドジャースが本拠地で優勝を決めるには、第4、5戦に連勝するしかありません。まずは第4戦の大谷できっちり〝王手〟をかけてもらいましょう。

日本シリーズにもふれておきます。甲子園球場で行われた阪神(セントラル・リーグ覇者)×ソフトバンク(パシフィック・リーグ覇者)の第3戦は、接戦となりました。
ソフトバンク 000101000 2
阪神 100000000 1
1回裏、阪神はソフトバンクの先発リバン・モイネロから2死一塁とすると、4番・佐藤輝明がライトの頭上を越えるタイムリー二塁打で先制。日本シリーズでは、1985年ランディ・バース(阪神)以来となる初戦から3試合連続打点となりました。今シリーズの佐藤はノってますね。
しかし、ソフトバンクは4回表、4番・山川穂高のバックスクリーンへの本塁打で同点。6回表には1死二塁から3番・柳町達がライトへタイムリースリーベースを放ち、勝ち越します。この1点を継投で守り切り、ソフトバンクが2-1で逃げ切りました。阪神はランナーを出すもののあと1本が出ず。本拠地で悔やまれる敗戦といえます。
【日本シリーズ】H=ホーム、A=アウェイ
阪神(セントラル・リーグ覇者)×ソフトバンク(パシフィック・リーグ覇者)
第1戦 Hソフトバンク●1-2○阪神A
第2戦 Hソフトバンク○10-1●阪神A
第3戦 Aソフトバンク○2-1●阪神H
これで対戦成績はソフトバンクの2勝1敗。1勝1敗で迎えたシリーズは今年で36度目となり、過去35度は先に2勝したチームが27度優勝しています。V確率は77%で、前述したワールドシリーズよりも高い数字なのはどう判断すればよいでしょうか。
ソフトバンクが勝って2勝1敗にしたケースは1955、1999、2014、2018年に次いで5度目で、南海時代の1955年を除く3度は日本一と縁起のいいデータがあります。また、今年のシリーズは3試合とも初回に1点を先制されたチームが逆転勝ち。シリーズで第1~3戦がすべて逆転決着は1957、1980年に次いで3度目で、過去2度は第3戦を逆転勝ちした1957年西鉄、1980年広島が優勝と、またソフトバンクに有利なデータが出てきました。今季のソフトバンクはどうなるでしょうか。

沢村賞、日本ハム・伊藤大海が初受賞。
MLBワールドシリーズとNPB日本シリーズは、ともに移動日で試合なし。つかの間のひとときです。ただ、頂上決戦が行われているということは徐々にベースボールシーズンの終わりが近づいているわけで、ワタシは早くもセンチメンタルな気分になっています。
今日(10/27)はシーズンで最も活躍した先発投手に贈られる「沢村賞」の選考委員会(堀内恒夫委員長)が行われ、日本ハム・伊藤大海が初選出されました。日本ハムの投手で沢村賞を受賞するのは2007年ダルビッシュ有以来、18年ぶり2人目。ダルビッシュは複数回受賞しているものと思っていましたが、この年の1度だけだったのは意外でした。
沢村賞の選考基準と今季の伊藤の成績(赤字)を並べてみます。
・登板試合数 - 25試合以上/27試合(両リーグ最多先発)
・完投試合数 - 8試合以上/6試合(両リーグ最多タイ)
・勝利数 - 15勝以上/14勝(両リーグ最多タイ)
・勝率 - 6割以上/6割3分6厘
・投球回数 - 180イニング以上/196.2イニング(両リーグ最多)
・奪三振 - 150個以上/195個(両リーグ最多)
・防御率 - 2.50以下/2.52
7項目中、伊藤がクリアしたのは4項目。とはいえ、5項目は両リーグ最多(タイを含む)ですから、伊藤の選出に異論はないでしょう。
もっとも、沢村賞に関しては、選考基準を見直すべき、という声があがっているのも事実。具体的には、昔と今は試合数も違う、投手に完投を求めることも少なくなっている、勝利数に重きをおかなくなっている、QS(クオリティスタート=6回以上を投げて自責点3以下)数を加えるべき、などです。さらに、セ・パ両リーグからひとりずつ選ぶべき、救援投手も候補にするべき、といった声もあります。
ワタシは以前、規定投球回数に達する投手が減っていることや完投する投手が少ないことを嘆いていましたが、最近は考えを改めています。そろそろ〝昭和基準〟の沢村賞はいろいろと改革せねばならない時期にきているのかもしれませんね。
