ワールドカップ初戦、コロンビア戦で決勝点を挙げた日本代表ＦＷ大迫勇也を讃える言葉、「大迫半端ないって」の広がりぶりがすさまじすぎです。きのう（６／20）から、ネット、テレビ、新聞、各メディアでの取り上げ方は、それこそ半端ではありません。もはや、いまがピークではないかといえるほどの過熱ぶり。このあとも大迫がワールドカップで“半端ない”活躍をすれば、すでに言われているように、年末に発表される流行語大賞の最有力候補になるのは間違いありません。
この言葉、もともとは2009年１月５日の全国高校サッカー選手権準々決勝で、鹿児島城西・大迫のスーパープレイ（４試合連続で２得点を決め、６−２で鹿児島城西が圧勝）に驚いた対戦相手・滝川二（兵庫）の中西隆裕主将が、ゲーム終了後にロッカールームで号泣（？）しながら絶叫したものです。
「大迫半端ないって。あいつ半端ないって。後ろ向きのボールめっちゃトラップするもん。そんなん、できひんやん普通」
ワタシも動画で見ました。そこに悲壮感は全くなく、明るいムードが漂ってました。テレビカメラが入っていたので、多少意識して仲間を盛り上げようとした部分があるのかもしれません。でもまあ、本人もいまになってこんな展開になるとは思ってもみなかったでしょうね。
今日（６／21）、ワタシの職場では、送別会がありました。ワタシは翌日（６／22）の早い時間から健康診断の予定が入っていたため、欠席することにしていました。すると送別会の幹事から、手紙（メッセージ）を書いてほしい、と依頼が。送別会で読むというのです。そこで、途中に「〇〇、〇〇（異動する２人の名前です）半端ないって」、そのあとに２人の過去の仕事っぷりを賞賛して「そんなん、できひんやん普通」と入れて書き上げました。幹事には、動画を見て研究して、あのテイストで思い切り弾けて読んで、と頼みました。果たして、どうなったか……。思い切りスベる可能性が少なからずあるので、明日幹事に聞くのが少しコワイです。
