2018ＦＩＦＡワールドカップは、フランスの20年ぶり２回目の優勝で幕を下ろしました。スコアはクロアチアに４－２。完勝といっていいでしょう。フランスのデシャン監督は、“史上３人目の選手・監督で優勝”、“史上２人目の主将・監督で優勝”の偉業達成です。
“20年周期で新王者誕生の法則”継続の期待がかかっていたクロアチアの敗戦は、個人的に残念でした。今大会で継続された法則は、“ワールドカップには自国監督でないと優勝できない”という、古くからあるものだけでしたね。
ワールドカップの裏では、ウィンブルドン男子シングルス決勝が行われており、ワタシはそちらも気になって見ていました。こちらはノバク・ジョコビッチ（セルビア）がケビン・アンダーソン（南アフリカ）に６－２、６－２、７－６のストレートで勝ち、３年ぶり４回目の優勝。全盛期を思わせる貫禄の勝利で、完全復活を印象づけました。個人競技（テニス）と団体競技（サッカー）の違いはあるとはいえ、ともに頂上決戦、見応えがありました。
テレビでは今、ワールドカップの表彰式が流れています。大雨が降っています。試合中に降っていたら、また展開が変わったかもしれませんね。
なにはともあれ、これで４年に一度の“祭り”が終了。ワールドカップに興味のない人にとっては、ようやく終わってくれた、といったところでしょうね。ワタシの知り合いにも、日本が初出場した1998年フランス大会をはじめとして、ワールドカップを１試合も見ていないという“猛者”がいます。そんな人たちを非国民扱いすることはやめましょう。ウンザリする気持ちは、わからなくもないですから。
