日付変わって、今日は７月24日。ちょうど２年後には、よほどのことがないかぎり、東京オリンピックが開幕します。今日はテレビ、ネット、新聞等々でこぞって“開幕まであと２年特集”が組まれることになるはずです。
最近の酷暑で、日本中の人々があらためて思っているでしょう。「このクソ暑い時期にオリンピックを開催してホントに大丈夫なのか!?」「この暑さが“よほどのこと”にならないのか!?」と。おそらく、各メディアもそのあたりについてツッコミを入れてくると思われます。
実際、東京の暑さは半端ないです。夜もかなりの暑さです。日中に限らず、屋外で開催される競技が心配になってきます。外国の選手の中には、嫌がらせか、と思う人も出てくるのでは、と危惧してしまいます。
屋外を走るマラソンは、当初の予定から30分早めて午前７時のスタートとなりましたが、それでもレース中盤から気温は35度を超える可能性があるといいます。走っている選手はもちろん、沿道で見ている人も、極めて危ない状態になりそうな気配です。
暑さ以外にも、問題は山積みのようです（輸送や会場設備など）。残り２年でなんとか対策を講じ、無事に開幕の運びとなるのかどうか。そして、問題なく閉幕まで乗り切れるのか。現時点では、“暑さのため競技中止”や“暑さで選手（や観客、スタッフ、ボランティア）が倒れた”といった、“最悪の酷暑オリンピック”とならないことを祈るのみです。
