散髪は年1回。

雑記です。

由伸Gと1976年の長嶋G。

 日本プロ野球高橋由伸監督率いるセ・リーグの巨人が苦戦しています。オールスターゲームを挟んで7連勝したのもつかの間、その後7月20日から、同26日時点まで6連敗。7月20日の首位・広島との3連戦初戦で、0−7から9−8としながら、逆転サヨナラ負けしたのが尾を引いている感じですね。

 これで今季の巨人は5連敗以上が4回。4月から毎月1回ずつ記録しています。
・4月6~12日 6連敗
・5月23~29日 5連敗
・6月24~29日 5連敗
・7月20~26日 6連敗(継続中)

 一方で、7連勝以上も2回。
・4月21~30日 8連勝
・7月8~18日 7連勝

 今回の巨人ように、大型連勝と大型連敗を繰り返すのを見て、思い出したチームがあります。今から42年前の1976(昭和51)年、セ・リーグの巨人です。前年、長嶋茂雄新監督が就任し、球団史上初の最下位になった巨人は、日本ハムから張本勲、太平洋(現西武)から加藤初ら、投打に大型補強を展開して、この年は阪神と激しい首位争いを展開します。

 当時のワタシは小学生で、プロ野球に興味を持ち始め、新聞記事のスクラップをしたり、ノートにスコアを書いたり、と、データ好きの血が早くも騒いでいました。この年の巨人は連勝と連敗が多かった、という記憶がしっかりと刻み込まれていたので、あるサイトで調べてみました。

 1976年の巨人は、4月8日から4連勝→3連敗→3連勝、5月4日から23日にかけては14連勝を記録していました。その後、7月27日までは、連勝は4、連敗は2が最多でした。

 そして、7月29日から9月23日にかけての勝敗は、ワタシの記憶を超えていました。

 ○○○○●●△●●●△●●○○○○△○○○○○○○○○●●●●△●○○○○○

 4連勝→7連敗(引き分け2含む)→13連勝(引き分け1含む)→5連敗(引き分け1含む)→5連勝

 いかにも“ムード派”の長嶋監督率いるチーム、という気がします。小学生の記憶に刻み込まれるわけです(ワタシだけか?)。

 最終的にこの年、巨人はリーグ優勝を果たします。パ・リーグの覇者・阪急との日本シリーズでも、3連敗の後3連勝、しかも3連勝目は0−7から8−7の逆転勝ち。勢いそのままに4連勝! と思われましたが、第7戦は2−4で敗れ、日本一は逃します。まあ、そこも長嶋らしい、と言うことができますね。

 今シーズンのセ・リーグは、広島のリーグ3連覇なるかが焦点のひとつでした。過去にセ・リーグで3連覇を達成したのは巨人しかなく(5回)、巨人以外で3連覇に挑んだ1981年の広島、1994年のヤクルト、2012年の中日はいずれも失敗。この3回とも、巨人が優勝して3連覇を阻止していました。

 ワタシは特に巨人ファンというわけではありませんが、今回も歴史が繰り返されるのか、興味がありました。でも、さすがに今季、広島の3連覇はほぼ決まりといってよさそうですね。

 2016年に就任した由伸は、同年2位、昨季4位、おそらく今季も優勝に導くのは難しいでしょう。過去、巨人の監督で、就任4年目に初優勝したのは1987年の王貞治だけです。由伸も、来シーズンが就任4年目。どうやらナベツネは由伸のことを「名監督だよ」と高く評価しているようなので、クビになることはなさそうですが、正念場です。

 独断と偏見で言わせてもらうと、由伸は監督に向いていないと思います。見ていて、切なくなります。もし、今シーズン、巨人が大逆転優勝を果たしたら、そのときはあやまり、由伸大絶賛の記事を書きます。

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家にこんなものがありました。巨人とリラックマがコラボしたんですね。将来、価値が出ることを願ってます。