今回はゴルフネタです。元世界ランキング1位のスーパースター、タイガー・ウッズ(米)が、米男子ゴルフのプレイオフ最終戦、ツアー選手権で5年ぶりの復活優勝を飾りました。いまちょうど、NHKで最終日ハイライト放送が流れています。
これが2013年ブリヂストン招待以来、1876日ぶりとなるツアー通算80勝目。第1日から首位を譲らない完全優勝でした。最近は度重なるケガとスキャンダルで、ファンを失望させていました。最近2シーズンはほとんど試合に出ず、ツアーに本格復帰したの今年の1月から。それでも、7月の全英オープンで一時単独首位に立ち(最終的に6位)、8月の全米プロで9年ぶりに2位に入るなど、完全復活は近い、という声はどんどん高くなっていきました。
7月にも書きましたが、タイガーには今後、2つの大記録更新の期待がかかります。ツアー通算80勝は、サム・スニード(米)の持つ最多記録の82勝まであと2勝。そして、4大メジャー最多優勝でも、ジャック・ニクラウス(米)の18勝まで、あと4勝に迫っています。前述のとおり、タイガーは今季、全英オープンで6位、全米プロで2位に入りました。来季は2008年の全米オープン以来のメジャー制覇を目指すことになります。
そして、日本男子では池田勇太が9月23日のダイヤモンドカップで今季初優勝、ツアー通算20勝目を挙げました。32歳275日での20勝到達は中嶋常幸、尾崎将司に次ぐ史上3番目の若さ。さらに、2009年の初優勝から10年連続優勝となり、こちらは尾崎将司、青木功、片山晋呉、杉原輝雄に次いで5人目となります。池田にはぜひ、尾崎の持つ15年連続優勝(1986~2000年)の記録を更新してほしいですね。
タイガー・ウッズと池田勇太。データ好き、記録好きとしては2人とも気になるゴルファーです。