日本時間10月1日、ロサンゼルス・エンゼルスのレギュラーシーズン全日程が終了。エンゼルスはポストシーズン進出を逃したので、“二刀流”大谷翔平の2018年が終わりました。
メジャー1年目、大谷の成績は次のとおりです。
[投手成績]
登板 先発 勝利 敗戦 投球回数 被安打 被本塁打 奪三振 与四球 与死球 失点 自責点 防御率
10 10 4 2 51.2 38 6 63 22 1 19 19 3.31
[打撃成績]
試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 三振 打率 長打率
104 326 59 93 21 2 22 61 10 4 37 102 .285 .564
投手としては6月と9月、2度の右ひじ故障があり、10試合の登板に終わりました。とはいえ、時速101マイル(162.5キロ)をマークし、1試合の平均奪三振率は10.97を記録するなど、内容は一級品です。近く、右ひじの手術を受けることが決まったため、来季は投手・大谷は見られませんが、2020年、豪腕復活が期待されます。
そして打者・大谷は、予想を超える活躍を見せました。326打数で22本塁打は14.8打数に1本塁打の計算で、日ハム時代(1035打数で48本塁打、21.6打数に1本塁打)を大きく上回ります。さらに、104試合で22本塁打は、162試合換算だと34本塁打になります。手術後の来季は、まず打者としての復帰を目指します。無理をしない範囲で、一刻も早く戻ってきてほしいですね。
いろいろありましたが、今季の大谷にはワクワクさせられました。来季以降も大いに楽しませてほしいと思いますが、エンゼルスはマイク・ソーシア監督の退任が決定。後任監督が誰になるのかは、まだ発表されていません。大谷の起用法に影響がないことを祈ります。