散髪は年1回。

雑記です。

2018MLBポストシーズン開幕!

 日本時間10月3日、ワールドシリーズ制覇をかけたサバイバル・トーナメント、MLBポストシーズンの戦いが幕を開けました。MLBが最も熱くなる1ヶ月のスタートです。

 ワールドシリーズにコマを進めるためには、長い道のりが待っています。ポストシーズンに進出できるのは、MLB全30チーム中10チーム。アメリカン、ナショナルの両リーグとも、各地区(東部・中部・西部)の優勝チームと、この3チームをのぞいたリーグ勝率上位2チーム(ワイルドカード)です。まずはワイルドカードの2チームが“負けたら終わり”の一発勝負のワイルドカードゲームを戦い、勝者が地区シリーズに臨みます。

 地区シリーズ(3勝先勝・最大5試合)の勝者はリーグ優勝決定シリーズ(4勝先勝・最大7試合)へ。ここで勝ったチームがようやくワールドシリーズ(4勝先勝・最大7試合)に進出できるのです。このため、ワールドシリーズを制するには、各チームともレギュラーシーズン162試合(今季はナショナル・リーグの2地区が162試合を終えて2チームが同率で並び、地区優勝を決める1試合プレイオフが行われたため4チームは163試合)を戦ったあと、最低でも11試合、最高で19試合(ワイルドカードチームはプラス1試合)を戦わなければなりません。極論すれば、プレイヤーたちが“本気”になるのはここから、といえます。

 ポストシーズンは、レギュラーシーズンとは違う独特の雰囲気があります。レギュラーシーズンを絶好調で終えても、ポストシーズンに突入したとたん、プレッシャーに押しつぶされるプレイヤーは少なくありません。その場合、ファンから激しいブーイングを浴びることになります。逆に、レギュラーシーズンが平凡な成績でも、ポストシーズンで活躍すればヒーローになれます。活躍の度合いによっては、“ミスター・オクトーバー”の称号を手にします。

 さて、ポストシーズンの今季初戦、ナショナル・リーグワイルドカードゲームは、ロッキーズ(西部地区2位)がカブス(中部地区2位)に延長13回、2-1で勝利。5時間近い死闘を制しました。ワタシも職場のテレビで、仕事の合間合間に見ていました。ホームのカブスのファンの落胆ぶりは相当でしょうね。

 日本時間10月4日には、アメリカン・リーグワイルドカードゲーム、ヤンキース(東部地区2位)×アスレチックス(西部地区2位)がヤンキー・スタジアムで行われます。ヤンキースの先発は田中将大でなく、レギュラーシーズンで19勝(8敗)を挙げたルイス・セベリーノ。一方のアスレチックスは、本来は救援投手のリアム・ヘンドリックスが先発します。今季開幕時、年俸総額が30チーム中最低の“貧乏球団”アスレチックスの“奇襲”は成功するのでしょうか。

 ヤンキース×アスレチックスは、日本時間午前9時8分のプレイボール。もう6時間を切ってますね。ということで、MLBファンのワタシにとっては毎年のことですが、この時期、午前中は仕事になりません。ワールドシリーズが最終戦にまでもつれたら、今年は日本時間で11月1日(木)。その日まで、可能なかぎり見続けます⚾⚾⚾

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MLB公式HPの充実ぶりはさすがです。ワタシはまったく飽きることがありません。見てると止まらなくなってしまいます。写真はロッキーズ×カブスのゲームリポート、トビラページのスクリーンショットです。