日本時間10月28日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたワールドシリーズ第4戦は、アウェーのレッドソックス(アメリカン・リーグ覇者)がホームのドジャース(ナショナル・リーグ覇者)に逆転勝ち。対戦成績を3勝1敗とし、“世界一”へ王手をかけました。
前日、ワールドシリーズ史上最長となる延長18回、7時間20分の死闘を演じた両チーム。試合はドジャースが6回裏にヤシエル・プイーグの3ラン本塁打などで4点を先制します。しかし、6回までわずか1安打に抑え込まれていたレッドソックスは、7回表に代打ミッチ・モアランドの3ラン本塁打、8回表にスティーブ・ピアースのソロ本塁打で同点に追いつき、9回に代打ラファエル・デバースが勝ち越し打。さらに、2死満塁で登板した前田健太から、またもピアースが走者一掃の二塁打を放ち、突き放しました。最終的に、9-6でレッドソックスの大逆転勝利です。
勢いはレッドソックスにありますね。第5戦、ドジャースはクレイトン・カーショウ、レッドソックスはデービッド・プライスの両左腕が先発します。カーショウは今シリーズ第1戦で先発し、4回5失点で負け投手となりました。第5戦でその借りを返し、なんとか第6戦以降に決着を持ち越してほしいですね。個人的に、シリーズが5試合で終わるのは淋しいので。
そして日本シリーズは第2戦。ホームの広島が5-1でソフトバンクに完勝し、1勝1引き分けとしました。30日からの第3戦は、舞台を福岡に移します。こちらも接戦が期待されます。
野球ファンとしては、頂上決戦を少しでも長く楽しみたい、というわけで。そうなることを願って、まもなく始まる「ワールドシリーズハイライト」の放送を見たら、今夜は寝ます。