MLBの2018年シーズンが終わりました。日本時間10月29日、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われたワールドシリーズ第5戦は、アメリカン・リーグ王者のレッドソックスがナショナル・リーグ王者のドジャースに5-1で勝利。4勝1敗で、5年ぶり9回目のワールドシリーズ制覇を達成しました。両リーグトップの勝率はダテではなかったですね。今季のレッドソックスが“球団史上最強”と呼ばれるのもわかります。
今日の試合を振り返ってみましょう。レッドソックスは1回表、3番スティーブ・ピアースがドジャース先発のクレイトン・カーショウから先制2ラン。その裏、ドジャースはデービッド・フリースの先頭打者本塁打で1点差に迫りますが、レッドソックスは6回表に1番ムーキー・ベッツ、7回表に4番J.D.マルティネス、8回表に再びピアースが一発を放ち、突き放しました。投げては先発デービッド・プライスが8回裏、先頭のクリス・テイラーに四球を与えて降板するまで3安打1失点と好投。リリーフしたジョー・ケリーが三者連続三振でリードを守り、最後は守護神のクレイグ・キンブレルでなくエースのクリス・セールが登板し、同じく三者連続三振で締めました。
と、まるで見ていたように書いていますが、今日の午前中は仕事が忙しく、テレビ観戦もままならず。それでも最後の最後、セールがマニー・マチャドを三振に仕留め、“世界一”となった瞬間だけはリアルタイムで見ました。直後、ああ、これで祭りは終わった、と力が抜けましたね。前日も書いたとおり、個人的にはもっともっと楽しみたかったです。少なくとも今日ドジャースが勝ち、ボストンに戻ってほしかったな、と。
11月に日米野球があるとはいえ、やはりポストシーズンのピリピリした雰囲気は味わえません。その意味では、MLBの今シーズンは今日でおしまい。いろいろと楽しませてもらいました。あとは日本プロ野球の日本シリーズですね。少なくとも、あと3試合は確実に行われますから。名勝負を期待しましょう!