散髪は年1回。

雑記です。

「台湾史上最強打者」日本ハム入りか。

 今日(11/21)の日刊スポーツ最終特設面に、日本ハムが海外移籍を目指す台湾・ラミゴモンキーズ王柏融(ワン・ボーロン/右投げ左打ち)外野手の優先交渉権を獲得した、と出ていました。王のことは、打率4割を2回記録し、2017年には三冠王を獲得した“台湾最強バッター”ということだけはうっすらと知っていました。改めて、成績を見るとスゴイですね。記録マニアのワタシにはたまりません。

王柏融・年度別成績◆
年度 試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 三振 打率
2015  29  111  18  36   6   1   9  29  0  22 .324
2016  116  483  130  200   40   3   29  105  24  59 .414
2017  115  437  178  178   33   1   31  101  16  44 .407
2018  118  453  99  159   32   3   17  84  9  63 .351
通算  378 1484  354  573   111   8   86  319  49  188 .386

 台湾球界と日本プロ野球のレベルの差はとりあえず置いておくことにして、打率4割2回、4年間の通算打率3割8分6厘は恐るべき数字です。2016年は116試合で200安打。イチローが1994年に日本球界初の200安打を達成したのは、確かチーム122試合目だったと記憶しています。これを上回るハイペースで安打を量産したわけです。

 日本ハムはぜひ、王の入団を実現させてほしいですね。台湾時代と同じ活躍を期待するのは酷でしょうが、王は1993年9月9日生まれの25歳と若く、今後の伸びしろは大いにあると思います。まずは交渉の行方に注目しましょう。

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日本球界入りした台湾出身のバッターでワタシが思い出すのは、1988年、巨人で強烈なインパクトを残した呂明賜(ろ・めいし/ルー・ミンスー)です。呂は同年6月14日のヤクルト戦で初打席初本塁打をマークすると、デビュー9試合で36打数12安打7本塁打と大暴れを見せました。入団時の体重に由来するという背番号「97」が力強く、呂にピッタリでしたね。ところが、2年目以降は背番号を「12」に変更。外国人選手登録の問題もあり、出場機会が激減してしまいました。1991年オフには巨人を退団。しかし、呂の豪快な打撃フォームは、いまだに目に焼き付いています。