ワタシは新刊本、古本問わず、書店に行くのが大好きです。特に目的がなくても、ヒマさえあれば行ってしまいます。若いときの待ち合わせには、書店を指定するときが多かったです。
今日(12/9)は地元の書店で新刊本を衝動買いしてしまいました。背表紙を見て、中も読まずに即、購入した本のタイトルは『前略、昭和のバカどもっ!!』。著者は現在、テレビドラマや舞台で、名ヴァイプレイヤーとして活躍する晴海四方です。
彼は、1980年代中盤に文字どおり一世を風靡した男ばかりの集団、一世風靡セピアの元メンバー。ゆったりとしたズートスーツ&サスペンダー&赤い靴下で「素意や 素意や~」と歌い踊りまくり、大ヒットした「前略、道の上より。」のインパクトは強烈でした。バク転やバク宙をする彼らの姿がカッコよく、20歳そこそこだったワタシはすっかりハマってしまい、写真集やアルバム(当時はLPでしたね)、さらにはVHSビデオも買っていました。それらは家のどこかにまだ眠っているはずです。
ワタシにとって、晴海四方は7人いるメンバーの中で、憧れの対象ではありませんでした。でも、メンバーだった人の筆で(ゴーストライターが書いたのかもしれませんが)、一世風靡セピアの話を読めるのはありがたいですね。もういまから30年以上前、元号は昭和の時代。ワタシも若かった。エネルギッシュで情熱的だった当時を思い出し、遠い目になりそうです。