前日の12月12日、その年の世相を一字で表す「今年の漢字」が発表されました。平成最後の「今年の漢字」は「災」でした。以下、2位は「平」、3位は「終」、4位は「風」、5位は「変」。これまでの「今年の漢字」は下記のとおりです。
1995年 震
1996年 食
1997年 倒
1998年 毒
1999年 末
2000年 金
2001年 戦
2002年 帰
2003年 虎
2004年 災
2005年 愛
2006年 命
2007年 偽
2008年 変
2009年 新
2010年 暑
2011年 絆
2012年 金
2013年 輪
2014年 税
2015年 安
2016年 金
2017年 北
2018年 災
「災」が選ばれるのは2004年に続いて2度目。あんまり新鮮味は感じられません。「金」に至っては2000年と2012年、2016年の3度選ばれています。そう、すべて夏季オリンピックのあった年です。そうそう毎回違う漢字にはならない、ってことですね。その意味で、個人的にはもう「今年の漢字」の役目は終わったような気がします。
ワタシは「今年の漢字」に一度も応募したことがありません。でも、しいて言うなら今年は2位の「平」じゃないですかね。“平”成最後、“平”昌(ピョンチャン)冬季オリンピックで女子スピードスケートの小“平”奈緒が金メダル、スノーボードの男子ハーフパイプで“平”野歩夢が銀メダル、エンゼルスの大谷翔“平”がメジャーリーグ新人王と、多少こじつけもありますが、「平」は2018年を語るにふさわしいと思います。
「今年の漢字」は来年以降も継続されそうです。明るい理由の漢字が選ばれる年が続くといいですね。