散髪は年1回。

雑記です。

中学時代のノートを読んで赤面。

 早くも1月が終わりに近づいています。オフクロが亡くなって1ヶ月以上が経過し、月命日も過ぎていました。今までそのことに全く気づいていませんでした。いかんですねえ。

 オフクロが亡くなって実家に帰り、御通夜や葬儀について打ち合わせしているときのことです。オヤジが、オフクロはエンディングノートを書いてたはずだ、と言うので、みんなで探すことにしました。タンスの引き出しや書棚などを引っかき回し、オフクロのエンディングノートは無事に見つかりました。そこには、遺影の候補写真が何枚かはさんであり、棺に納めてほしいもの(本や雑誌、孫たちの写真、着物など)がしっかりと書かれていました。オヤジへの感謝にあふれた文面もあり、感動的でした。

 さて。エンディングノートが見つかった引き出しには、ほかにもノートやら家計簿やらメモ帳やらがいろいろ入っていました。何気なく1冊を取り出して中を見たら、なんとワタシが中学3年のときの日記めいたノートでした。とたんに心臓が早くなりました。ここで読むと、かなりの精神的ダメージを受けるのは明白だったので、すぐに閉じて、バッグにしまいました。なぜオフクロがこのノートをとっていたのか。なぜワタシは隠しておかなかったのか。いろいろ考えて、一瞬、御通夜や葬儀のことが吹っ飛んでしまいました。

 オフクロの葬儀が終わり、しばらく実家で過ごしたあと、そのノートは当然、自宅へ持って帰りました。それでも、なかなか読もうという気にはならず、ほっといたのですが、意を決して今日、読んでみました。ある程度予想していましたが、いやあもう、とんでもない代物でした。ざっと読んだだけでも、当時好きだった女のコの名前がガンガン出てきて、彼女に対する思いを延々とつづっているかと思えば、永ちゃんの影響でしょう、「自分はビッグになる」とありました。ほかにも、“激論集”と題して(これも永ちゃんの『成りあがり』のパクりです)、ここには書けないようなことが満載でした。思春期真っただ中とはいえ、今読むと恥ずかしいの極致です。さすがにまだ全部をじっくりとは読めないですね。

 これをオフクロが読んでいた可能性があるわけで、それを考えると脈が速くなります。でも、オフクロはもうこの世にいないので、確認のしようがありません。とりあえず、このノートは家族の誰にも見られないように、隠しておきます。

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ノートには、イラストがいくつもありました。写真の右ページ上に描いてあるのはたぶん、本宮ひろ志の『硬派銀次郎』に登場する銀次郎の最強のライバル、伊達宗光ですね。