散髪は年1回。

雑記です。

野球消滅!?

 まずは前日の報告から。無事(?)、2月22日2時22分22秒に更新できていました。 

https://baribon25.hatenablog.com/entry/2019/02/22/022222

 とりえあず、気分がいいですね(⌒∇⌒)

 さて。今朝、自宅で新聞受けからスポーツ紙を取り出し、1面を見たら「野球 また消滅」との見出しが躍っていました。その横には「五輪にブレークダンス」とあります。一瞬、??? と思いましたが、記事を読んでわかりました。東京の次に開催される夏季オリンピック、2024年パリ大会で野球・ソフトボールと空手が除外され、代わりになんとブレークダンスが入ることがほぼ決まったようです。

 ブレークダンスが選ばれたことはビックリです。ただ、野球が外れることにオドロキはありませんでした。現在50代のワタシは、子どものころから野球が大好きなスポーツですが、以前からオリンピックには向いていないと思っていたからです。

 夏季オリンピックで野球が正式競技になったのは、1992年バルセロナ大会から2008年北京大会までの5大会。各大会とも、出場はわずか8チームです(2020年東京大会はたった6チーム!)。世界的に見て、野球が盛んといえるのは北中米と東アジア、オセアニアぐらいで、とてもワールドワイドなスポーツとは言えません。さらに、2000年シドニー大会からプロ選手の参加が可能になったものの、アメリカのメジャーリーガーが参加することは一度もありませんでした。

 ハード面でも、開催都市にはかなりの負担がかかります。野球のためにスタジアムを建設しないといけないし、その整備や維持のためのコストもバカになりません。

 なにより、参加国が10にも満たず、10日余りで決着をつけるシステムはムリがありますよ。やはり、野球というスポーツは長いシーズンを戦ってこそ、です。パリ大会の次は2028年、アメリカ・ロサンゼルス大会となりますが、“開催都市特権”で野球を追加種目に入れてほしくないですね。

 このままでは野球離れが一層進む、という意見があるのは承知しています。実際、そのとおりでしょう。普及活動の必要は感じます。それでも、ワタシはオリンピックで野球を見たいとは思いません。悪しからず。

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2月22日の日刊スポーツ1面です。オリンピックから野球が“落選”したことに熱くなっているかと思いきや、割と冷静な紙面でした。