まずは訂正から。前日、センバツ、プロ野球、MLBで“真剣勝負”のトップを切るのはセンバツ、と書きましたが、今年は日本で開幕戦を行うMLBのほうが先でしたね(MLBは3月20日、センバツは同23日)。謹んで訂正します。
さて。先週15日の金曜日、そのMLB日本開幕戦に備え、イチロー、菊池雄星らマリナーズ勢と対戦相手のアスレチックス勢が来日しました。そして今日、マリナーズは巨人と、アスレチックスは日本ハムとエキシビションゲームを行いました。
ワタシはマリナーズ×巨人をテレビ観戦。2012年以来、7年ぶりに日本でのプレイとなるイチローは、9番・ライトで先発出場しました。結果は第1打席がセンターフライ、第2打席がセカンドゴロ。第3打席は右翼線に鋭い当たりのファウルを放ち、場内をどよめかせましたが、最後はショートゴロに終わりました。6回裏の守備から交代したので、今日の結果は3打数無安打。これでアメリカのオープン戦から21打席連続無安打です。20日の公式戦開幕まで、残すは18日月曜日の巨人戦だけ。心配です。大いに心配です。
今日のマリナーズ×巨人の観衆は4万6315人。実数発表となった2005年以降、東京ドームでのオープン戦過去最高は、上原浩治の復帰登板となった去年3月20日の巨人×日本ハム戦の4万6297人だったので、この記録を更新したことになります。そのほとんどがイチローを見に来たといっていいでしょう。イチローが日本でプレイするのはあと3試合。もしかしたら、イチローの雄姿がこの3試合で見納めになってしまう可能性もないとは言えません。
果たしてそうなるのか、ならないのか。もしかしたら、ワタシたちは歴史的瞬間に立ち会うことになるのかもしれませんね。