散髪は年1回。

雑記です。

漫画原作者・小池一夫死去。

 先日のモンキー・パンチに続き、またしても日本漫画界の重鎮が亡くなりました。漫画原作者小池一夫死去。奇しくも、モンキー・パンチの死去が発表された4月17日に、モンキー・パンチと同様、肺炎で亡くなっていました。享年82歳。

 ワタシも小池一夫原作の漫画、劇画には楽しませてもらいました。特に、池上遼一とのコンビ作は、よく言われる“セックスとバイオレンス”の描写が多く、どれも刺激的でした。2人のコンビ作品の『I・餓男』『殺愛』『傷追い人』『クライングフリーマン』『赤い鳩』『OFFERED』はすべて全巻そろっています(『殺愛』は全1巻)。池上遼一は個人的に好きな漫画家のトップ3に入る漫画家で、彼の描く女性には毎回コーフンさせられました。

 ほかにも、小池一夫原作のコミックは『高校生無頼控』『ぶれいボーイ』(ともに作画・芳谷圭児)、『デュエット』(作画・井上紀良)を持っています。どれもこれも、セックスシーンが満載で、たまりません。また、単行本は持っていませんが、篠山紀信の激写シリーズで知られる男性誌『GORO』に連載されていた『実験人形ダミー・オスカー』(作画・叶精作)も、過激な性描写で若者にはたまりませんでしたね。

 もちろん、小池原作作品の魅力はそれだけではありません。いろんなことを学び、教えてもらいました。小池原作で知った情報、雑学ネタは数知れません。当時はそんな若者がいっぱいいたはずです。今夜は小池&池上のコンビ作を読みながら寝ることにします。合掌。

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小池&池上コンビ作で初めて読んだのは『傷追い人』です。ワタシが高校生のときに『ビッグコミックスピリッツ』で連載が始まりました。簡単に言うと、悪の巨大組織「G・P・X」に恋人と青春を奪われた元アメリカンフットボーラーの男の、愛と復讐の戦いを描いた物語。出てくる女性は全員、とても魅力的でした。