いろいろあって書き始めが4時過ぎ。明日、というか月曜日が休みでよかったです。さくさくいきます。
大相撲九月場所は東関脇・御嶽海の優勝で幕を閉じました。御嶽海は去年の七月場所に続く2回目の賜杯です。今年の本場所は、一月場所・玉鷲、三月場所・白鵬、五月場所・朝乃山、七月場所・鶴竜と、1場所おきに初優勝力士が誕生しており、今場所も東前頭8枚目・隠岐の海に初優勝の可能性があったので、そうなってほしいと願っていましたが、ついに法則が崩れました。
今日(9/22)の千秋楽、優勝の可能性があったのは3敗の御嶽海、貴景勝(西関脇)、隠岐の海の3人でした。貴景勝と隠岐の海は直接対決。どうやらこれは、優勝力士を3敗にしたいという協会の思惑があったようです。もし3人全員が負けたら、優勝力士は11勝4敗になってしまいますからね。
貴景勝と隠岐の海は貴景勝が完勝。この時点で隠岐の海の優勝がなくなり、ワタシは少しガックリきました。となれば、記録好きとしては貴景勝に史上初となる“大関復帰&幕内優勝の同時達成”といってほしいところです。本割で御嶽海が負ければ貴景勝の優勝、御嶽海が勝てば優勝決定戦となります。
御嶽海は本割で西小結・遠藤と対戦。御嶽海が勝ちました。こういうとき、遠藤は勝負弱いというか、あっさりと負けることが多いですね。人気があるんですから、もう少し粘って、もっと見るものをワクワクさせる相撲をとってほしいと思います。
優勝決定戦は、御嶽海が万全の相撲で貴景勝を寄り切りました。今場所8日目の本割では貴景勝に完敗していたので、借りを返した形ですね。貴景勝の史上初、はなりませんでした。御嶽海は七月場所9勝、今場所12勝で、次の十一月場所が大関とりの場所になるようです。昇進の目安となる「直近3場所を三役で33勝」まで12勝。このチャンスを生かせるかどうか。大関から陥落した栃ノ心とともに来場所、注目しましょう。