散髪は年1回。

雑記です。

ラグビー&日本シリーズでおなかいっぱい。

 プロ野球日本シリーズ第2戦とラグビーワールドカップ決勝トーナメント準々決勝「日本×南アフリカ」。時間帯が重なるこのビッグイベントをどうするか。ワタシの出した結論は、家族の了承をとり、テレビを2画面にして観戦することでした。

 試合開始は日本シリーズが先。当然、ラグビーが始まるまでは1画面で見ていました。ソフトバンク・高橋礼、巨人・メルセデスの両先発が見事なピッチングを見せ、5回裏2死まで、両チームとも1人もランナーを出すことができませんでした。このまま投手戦でいくのか、と思いつつ、午後7時10分過ぎからテレビを2画面にします。少し迷って、実況はラグビーのほうでいくことにしました。

 7時17分、「日本×南アフリカ」キックオフ。日本は開始早々南アフリカに先制トライを許します(ゴールは失敗)。日本は田村優のPGで3-5と追い上げ、前半はこのまま終了。しかし、後半は南アフリカの猛攻を受け、失点を重ねていきました。日本は後半、得点を挙げることができず。最終的に3-26で敗れ、準決勝進出はなりませんでした。南アフリカは強かったですね。1次リーグ最多得点&最多トライはダテではありませんでした。

 ラグビーは時間制限のある競技ですから、試合の残り時間が少なくなってくると、得点差によってはどうみても逆転することは不可能、ということがわかります。その意味で、ワタシは後半30分、3-26になった時点で、日本の負けを覚悟しました。

 日本ラグビーよくやった!とはあまり言いたくありません。勝ってほしかったですから。それでもまあ、自国開催で初の決勝トーナメント進出を決めたことで、世間の論調は肯定・賞賛で一色になるでしょうね。

 一方、日本シリーズは0-0のまま7回裏に入ります。巨人はメルセデスから大竹寛に交代。この回先頭のデスパイネのサードゴロを巨人の三塁手・山本泰寛がエラーし、試合が動きそうな予感がします。その後、グラシアルのレフト前ヒットで無死一・三塁とし、続く松田宣浩がバックスクリーンに突き刺さる先制の3ラン! 一気に流れはソフトバンクに傾きました。

 ソフトバンクは8回裏にも柳田悠岐、福田秀平の2本の本塁打で3点を追加して6-0。巨人は9回表、ソフトバンクの3番手・高橋純平から3四球で1死満塁とし、守護神・森唯斗を引っ張りだします。巨人は岡本和真の安打と送球の間に2点を返しますが、走塁ミスで2死。最終的にこれがイタかったですね。阿部慎之助のタイムリーで3-6、さらに代打ゲレーロの安打で2死一・三塁とし、ここで迎えるは7回にエラーした山本。一発出れば同点でしたが、そう甘くはありません。ショートゴロで試合終了となりました。7回に山本のエラーがなかったら……9回の走塁ミスがなければ……と、巨人ファンにとっては“たられば”を言いたくなる、ストレスのたまる試合展開でしたね。

 これでソフトバンクは2連勝。パ・リーグのチームは本拠地で2013年第7戦から17連勝、ソフトバンクヤフオクドームで2011年中日との第7戦から14連勝と連勝を伸ばしました。パ・リーグ、そしてソフトバンクは強いですね。ワタシとしてはシリーズが最終第7戦までいってほしいのですが、このまま4試合で終わってしまいそうな感じさえしてしまいます。

 日本シリーズは10月22日(火)の第3戦から東京ドームに舞台を移します。巨人が地元で息を吹き返すか。過去、2連敗スタートでシリーズを制したのは8回あります(ワタシ調べ)。“ON対決”となった2000年の同カード(ソフトバンクは当時ダイエー)も、巨人は地元で連敗スタートを切りながら、その後4連勝しました。ワタシは特に巨人ファンではありませんが、なんとしても、シリーズが4試合で終わることのないよう願って、今夜は寝ます。

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午後9時18分、ラグビー「日本×南アフリカノーサイド日本シリーズは9回表に入っていました。

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日本シリーズは午後9時43分にゲームセット。NHKのラグビー中継は予定どおり9時50分で終了しました。