米男子ゴルフツアーPGAの新規大会、ZOZOチャンピオンシップで、タイガー・ウッズ(米)が優勝しました。スコアは2位の松山英樹に3打差をつける通算19アンダー。初日から首位を守る完全優勝でした。
前日に日没サスペンデッドとなった最終ラウンドの続きは今日(10/28)の午前7時半から行われるということで、ワタシもテレビ観戦しようと思っていました。が、昨夜の就寝は4時半過ぎ。開始までには起きることができず、ハッとして目が覚めて時計を見たらもう8時45分を回っていました。
ワタシがテレビをつけた時点で、タイガーはもう16番ホール。家族はみんなもう出かけていたので、ひとり朝メシを喰いながら見ました。松山英樹とは2打差。タイガーの優勝の可能性は高いとはいえ、まだわかりません。ワタシはふだん、9時15分ごろ家を出るのですが、ここまできたら最後まで見届けよう、と同僚に出勤が遅れる旨をメールしました。
松山はスコアを伸ばせず通算16アンダーでフィニッシュ。タイガーは最終18番でパー5で第2打をバンカーに入れましたが、続く第3打を技ありのショットでピンに寄せ、優勝を確実にします。9時34分、約4メートルのバーディーパットを見事に沈めたのを見届けて、ワタシは家を出ました。
それにしても、ですね。タイガー・ウッズが優勝するとは。さすがとしかいいようがありません。少し前にも書きましたができすぎの展開ですよ。あまりにもベタすぎて、誰もこんなシナリオを書くことはできないんじゃないですかね。
これでタイガーは米ツアー通算82勝目。故サム・スニードの持つ最多記録に並びました。
◆PGAツアー通算勝利数トップ10◆
順位 選手名 勝利(メジャー勝利)
1 サム・スニード 82勝(7勝)
1 タイガー・ウッズ 82勝(15勝)
3 ジャック・ニクラス 73勝(18勝)
4 ベン・ホーガン 64勝(9勝)
5 アーノルド・パーマー 62勝(7勝)
6 バイロン・ネルソン 52勝(5勝)
7 ビリー・キャスパー 51勝(3勝)
8 ウォルター・ヘーゲン 45勝(11勝)
9 フィル・ミケルソン 44勝(5勝)
10 ケリー・ミドルコフ 40勝(3勝)
記録更新は時間の問題でしょう。こうなったらニクラスの持つメジャー最多勝利(あと3勝)もぜひ超えてほしいところです。スポーツのデータ&記録好きとしてはやはり、今後もタイガーから目が離せませんね。