前日の朝に痛めた右足ふくらはぎは、一晩寝て、徐々に回復傾向にあります。とりあえずホッとしました。まだ走るのは少し怖くて控えていますが、そのうち大丈夫になるでしょう。
大相撲一月場所は11日目。前日まで1敗の西前頭4枚目・正代は、西小結・大栄翔と対戦しました。ワタシは職場で連日のテレビ観戦。正代は何度も大栄翔に押し込まれながらなんとか踏ん張り、最後は押し出しました。いや~ハラハラしましたね。正代が勝った瞬間、ワタシは思わず両拳を握り締めていました。これで正代は10勝1敗。2場所連続の2ケタ勝利となります。もう一人、幕尻の西前頭17枚目・德勝龍も1敗をキープし、優勝争いのトップを並走。この2人を、大関・貴景勝、西前頭9枚目・豊山、西前頭11枚目・輝の3人が2敗で追う展開は変わっていません。12日目は德勝龍と輝の対戦が組まれました。過去の対戦成績は德勝龍の4勝1敗です。残り4日、どんな展開が待っているでしょうか。
そして日本時間1月22日午前、毎年恒例のアメリカ野球殿堂入り選手が発表されました。殿堂入り選手は、全米野球記者協会に10年以上所属する記者の記者の投票で決まり、75パーセント以上の得票が必要となります。今年は以下の2人が殿堂入りを果たしました。
⚾デレク・ジーター(遊撃手/ヤンキース)
名門ヤンキースの主将を務め、長年、主力として活躍しました。ワールドシリーズ制覇を5度経験し、メジャー20年で通算3465安打(歴代6位)、260本塁打、通算打率は3割1分。ポストシーズン通算158試合出場、200安打、111得点は歴代1位です。引退から5年が経過し、殿堂入り資格を得て1年目、文句なしの選出となりましたが、得票率は99.7パーセント(全397票のうち396票を獲得)と、去年のマリアノ・リベラに続く満票選出とはなりませんでした。どうやら今年はひねくれ者の記者が1人いたようです。
⚾ラリー・ウォーカー(外野手/エクスポズ➝ロッキーズ➝カージナルス)
メジャー17年で通算2160安打、383本塁打、1311打点、通算打率は3割1分3厘。49本塁打で本塁打王に輝いた1997年、カナダ出身者で史上初のMVPを獲得しました。1998、1999、2001年には首位打者を獲得。1997年のオールスターゲームで剛腕ランディ・ジョンソンと対戦したとき、ジョンソンが頭の後ろへ暴投した後、ヘルメットを前後逆にかぶり、左打席から右打席に移った“迷シーン”をよく覚えています。今年が殿堂入り資格最終年となる10年目でした(得票率76.6パーセント)。
この2人以外に、今年得票率60パーセントを超えたのは、
カート・シリング(投手/通算216勝)……70.0パーセント
ロジャー・クレメンス(投手/通算354勝)……61.0パーセント
バリー・ボンズ(外野手/歴代1位の通算762本塁打)……60.7パーセント
の3人。ワタシが好きな“バリボン”ことバリー・ボンズは、去年の得票率(59.1パーセント)を上回ったとはいえ、今年も殿堂入りを逃しました。クレメンスともども、現役時代の薬物使用疑惑がまだ影響しているようです。シリングを含めたこの3人は今年が候補8年目で、残されたチャンスはあと2年。去年も書きましたが、ワタシはボンズもクレメンスも(そしてシリングも)、殿堂入りにふさわしい選手だと思っています。なんとか来年、3人とも選出されることを切に願います( `ー´)ノ