やはり、という感じですね。コロナウイルス感染拡大に対するいまの世の中の流れだと、延期せざるをえないですよ。
情報では、４月10日、もしくは４月17日の開幕が候補に挙がっているようです。当初は３月20日開幕の予定だったので、セ・パ合わせて少なくとも100試合以上がずれ込むことになります。それでも、143試合は維持する、とのこと。今シーズンはオリンピックイヤーでもありますから、例年に比べてハードなスケジュールになりそうですね。
でもまあ、143試合、やるしかありません。今シーズンはダブルヘッダーをガンガン組んで、連戦を多くして、交流戦の予備日なども有効利用して、なんとか乗り切ってほしいと思います。クライマックスシリーズも廃止しない方向でいくべきでしょう。
ちなみに昨シーズン、2019年の日本プロ野球は３月29日に開幕し、９月30日にレギュラーシーズンを終了しました。つまり、186日で143試合ということになります。一方、広大なアメリカ大陸を移動するＭＬＢは今シーズン、現地時間３月26日に開幕して９月27日にレギュラーシーズンを終了します。こちらは186日に162試合。そう、今シーズンは日本プロ野球もＭＬＢ並みのスケジュールを組めばいい、ということです。
カギを握るのは東京オリンピックですね。オリンピックの期間、日本プロ野球は中断することになっていました。日本代表選手を多く抱えるチームは戦力ダウンになりますから、これはやむをえません。が、現時点でオリンピックはどうなるかわからない状況です。もしオリンピックの日程がずれれば、スケジュールを組むのはなかなかしんどくなりそうです。
こうなったら、オリンピック期間中も中断しない、という選択肢もありですね。実際、1996年にアメリカ・アトランタで開催されたオリンピックの期間中、ＭＬＢは中断しなかったと記憶しています。東京オリンピックとプロ野球のどちらをとるかと言われたら、ワタシはプロ野球！ と即答します。
