新型コロナウイルスの感染拡大（この言葉、もう何回書いたことか）が、中小企業の経営に影を落としています。特に、飲食業への影響が深刻で、中には経営破綻するところも出てきているようです。
少し前にこんなニュースを目にして、ワタシが30年以上通っている飲み屋は大丈夫か、と気になっていました。ご主人と奥さんの２人で切り盛りしている店で、毎年、友人との忘年会の会場になります。貧乏な学生時代、大変お世話になった、ワタシにとっては“ホーム”といえる店でもあります。
ただ、今年は入ってすぐにインフルエンザにかかったり、このところ仕事が忙しかったりでまだ一度も顔を出していませんでした。そこで今日、行ってみることにしました。僭越ながら、応援の意味もあります。もしかしたら営業していないかも、という不安もあったので、午後８時過ぎ、店に電話してみました。すると、コール３回目でご主人が出ました。ホッとしました。このあと、顔を出したい旨を伝えると、待ってるよ、の返事。仕事はまだ山ほど残っていましたが、そのうちのいくつかは来週に回すことにして、９時過ぎに職場を出ました。
店は職場から徒歩で約10分のところにあります。到着して中に入ると、客はほかにいませんでした。ご主人によると、２月はそうでもなかったものの、３月に入って急激に客足が減ってきた、とのことです。今日もワタシの前に来たのは２人だけだったようで。最近は閉店時間を早めるようにしているので、ワタシは最初の注文がラストオーダーとなりました。ノープロブレムです。
時間にして50分弱。お２人との会話を楽しみ、うまい酒と料理で、とてもいい時間を過ごせました。ご主人は、今後も休むことはしない、とキッパリ。「また来ます」と約束して、気分よく店を出ました。
帰宅後は予想どおり、少しうたた寝をしてしまいましたが、爆睡まではいかず。この週末は必要最低限の外出だけで、まったりと過ごすことにします。おやすみなさい。
