日本プロ野球が開幕して20日。パ・リーグは中止が1試合もないのに対して、セ・リーグは6試合もあります。今後、ペナントレースが無事に最後まで消化できるのか、少し心配になってきますね。場合によってはダブルヘッダーをガンガン組む必要が出てくるかも、です。
さて。記録&データ好きのワタシにとって、今季の東北楽天ゴールデンイーグルス(長い……)・浅村栄斗の爆発ぶりは目を見張るものがあります。スポーツ紙の打撃成績表を見るのが楽しくてたまりません。打者・浅村の今季ここまでの成績は次のとおりです。
出場試合:17
打 席 数:77
打 数:65
安 打:22
単 打:7
二 塁 打:6
三 塁 打:0
本 塁 打:9
塁 打 数:55
得 点:16
打 点:26
三 振:16
四 球:11
死 球:1
犠 打:0
盗 塁:0
併 殺 打:2
打 率:.338
出 塁 率:.422
長 打 率:.846
O P S:1.28
中でも驚異的なのが、本塁打と打点です。17試合で9本塁打&26打点のすさまじさ。記録好きの“性(さが)”で、今シーズンの120試合に換算すると、64本塁打&184打点となり、ともに日本記録(本塁打は2013年バレンティン=ヤクルトの60、打点は1950年小鶴誠=松竹の161)を大きく上回ります。そしてそして、短縮シーズンでなく、通常の143試合換算だと、76本塁打(!)&219打点(!)、さらに、MLBの162試合換算だと86本塁打(!!)&248打点(!!)になる計算です。恐るべき数字で、ワクワクしてきますね。
浅村は、このペースをどこまで保てるでしょうか。今年はいろいろな意味で歴史に残るシーズンとなります。浅村にはせっかくなので、とてつもない成績を残してほしいです。