コロナ禍がなければ。今年、何回この言葉を口にすることになるのでしょうか。本来なら、アメリカ現地時間7月14日〈火〉(日本時間15日〈水〉)、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで、MLBのオールスターゲームが開催されるはずでした。
が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、戦後初の中止が決定。ドジャー・スタジアムでのオールスターゲーム開催は、2年後の2022年に延期されることになりました。ワタシは本番前日の本塁打競争(ホームランダービー)を含め、オールスターゲームを毎回楽しみにしているので、残念でなりません。もう25年以上、職場のテレビで仕事をしながら観戦するのが定番になっていましたからね。まあ、どうしようもないんですけど。
MLBの公式サイトでは今日、アンドリュー・サイモンというアナリストが、〝The all-time All-Star Game starting lineup〟と題し、過去のオールスターゲームを振り返って、ポジション別にスタメン出場が多いプレイヤーを紹介していました。これがもう、眺めているだけで楽しくなります♪
捕手
イバン・ロドリゲス(スタメン12回/選出14回)
次点:ヨギ・ベラ(11回/18回)
現役最多:サルバドール・ペレス(5回/6回)
一塁手
スティーブ・ガービー(スタメン9回/選出10回)
次点:ジョニー・マイズ(8回/10回)
現役最多:アルバート・プーホルス(5回/10回)
二塁手
ロベルト・アロマー(スタメン9回/選出12回)
次点:ライン・サンドバーグ(9回/10回)
現役最多:ロビンソン・カノー(5回/8回)
三塁手
ブルックス・ロビンソン(スタメン11回/選出18回)
次点:ウェイド・ボッグス(11回/12回)
現役最多:ノーラン・アレナード(3回/5回)
遊撃手
カル・リプケンJr.(スタメン14回/選出19回)
次点:オジー・スミス(11回/15回)
現役最多:ハンリー・ラミレス(3回/3回)
左翼手
テッド・ウィリアムス(スタメン12回/選出19回)
次点:バリー・ボンズ(11回/14回)
現役最多:ライアン・ブラウン(3回/6回)
中堅手
ウィリー・メイズ(スタメン18回/選出24回)
次点:ミッキー・マントル(12回/20回)
現役最多:マイク・トラウト(4回/8回)
右翼手
ハンク・アーロン(スタメン14回/選出25回)
次点:レジー・ジャクソン(9回/14回)
現役最多:ブライス・ハーパー(3回/6回)
指名打者
デービッド・オルティーズ(スタメン5回/選出10回)
次点:エドガー・マルティネス(4回/7回)
現役最多:ネルソン・クルーズ、J・D・マルティネス、アルバート・プーホルス、ジャンカルロ・スタントン(いずれもスタメン2回)
投手
ドン・ドライスデール(先発5回/選出9回)
次点:レフティ・ゴメス、ロビン・ロバーツ(ともに5回/7回)
現役最多:マックス・シャーザー、クリス・セール(ともに3回/7回)
ポジションなどの都合により、合計10回以上スタメン出場しながら選外となった選手は以下のとおり。
ロッド・カルー(スタメン15回/選出18回)
スタン・ミュージアル(14回/24回)
トニー・グウィン(10回/15回)
ジョニー・ベンチ(10回/14回)
アレックス・ロドリゲス(10回/14回)
マイク・ピアッツァ(10回/12回)
この中に、イチローはいません。確かオールスターゲームには10回出場しているはず、と思って調べてみたら、スタメン出場は9回(センターで3回、ライトで6回)だったので、入ってこないんですね。少し意外でした。
ワタシがMLBのオールスターゲームで思い出すのは、フェルナンド・バレンズエラ(ドジャース)が史上2人目の5連続奪三振を記録した1986年、ルーキー・野茂英雄(ドジャース)が先発した1995年、ペドロ・マルチネス(レッドソックス)が2回無安打5奪三振の豪快なピッチングを見せた1999年、ルーキー・イチロー(マリナーズ)が先発し、佐々木主浩(同)がセーブを挙げた2001年、イチローがランニング本塁打を放ってMVPに輝いた2007年、この5試合です。もちろんすべてテレビ観戦でしたが、どのゲームも鮮明に覚えています。
以前にも書きましたが、MLBのオールスターゲーム、いつかナマで観戦したいです。基本、7月の第2火曜日に開催されるので、今の仕事をしているかぎりは行けそうにないんですけど。