夕方、仕事が忙しくて大相撲七月場所11日目のテレビ観戦は全くできませんでした。重なるときは重なるんですよね。ようやく落ち着いてネットでチェックを入れたら、なんと唯一全勝を守っていた横綱・白鵬が結びの一番で東小結・大栄翔に敗れて今場所初黒星、とあってビックリです。大栄翔は前日、1敗の正代を破っているので連日の殊勲。映像を見ていないのでなんともいえませんが、会心の相撲をとったのだと思われます。大栄翔は7勝4敗とし、勝ち越しまであと1勝です。
新大関の朝乃山と東前頭17枚目の元大関・照ノ富士は両者とも1敗をキープ。朝乃山は2勝5敗と相性が悪かった東前頭4枚目・輝を下して連敗を回避し、照ノ富士は西前頭11枚目・栃ノ心との〝元大関対決〟を制しました。
優勝争いは、1敗の3人を、6人の3敗勢が追う展開になっています。
【1敗】白鵬、朝乃山、照ノ富士
【2敗】なし
【3敗】貴景勝、正代、御嶽海、玉鷲、琴奨菊、琴恵光
正代と御嶽海の両関脇が今日(7/29)ともに敗れ、2敗力士がいなくなったのはイタいです。残りは4日。さすがに3敗勢の優勝は厳しそうですね。12日目、白鵬は御嶽海と(過去白鵬の11勝3敗)、朝乃山は西前頭5枚目でここまで7勝4敗の北勝富士と(過去朝乃山の5勝2敗)、照ノ富士は玉鷲と(過去5勝5敗)対戦します。照ノ富士は幕尻ですが、玉鷲に勝てば、13日目以降に役力士との対戦が組まれることになるようです。
ワタシは今場所の4日目が終了した時点で、照ノ富士、ひょっとするとひょっとするかも、と書きましたが、ここまできたらぜひそうなってほしいと思っています。明日の12日目以降、なんとしてもリアルタイムで彼らの取組を見ないと、ですね。