散髪は年1回。

雑記です。

照ノ富士、新旧大関対決を制して単独トップに。

 7月最終日の今日、大相撲七月場所は13日目。前日まで2敗の横綱白鵬が右ひざの負傷を理由に休場したため、優勝争いは前日まで1敗の新大関・朝乃山と、東前頭17枚目の元大関照ノ富士の2人に絞られていました。その両者が直接対決。本来なら番付上、ありえない対戦です。ワタシは仕事中でしたが、見逃すわけにはいきません。相棒に事情を話して、テレビの前に向かいました。

 照ノ富士はいい意味でのふてぶてしさが復活しているように思えました。対する朝乃山も、静かな闘志を燃やしているように見えました。立ち合い。右四つから力勝負になります。最後は照ノ富士が朝乃山の土俵際での投げに耐えると、体勢を立て直して寄り切りました。見ごたえのある、いい相撲でしたね。

 14日目、照ノ富士は3敗の東関脇・正代と、朝乃山は東前頭6枚目の照強と対戦します。照ノ富士が正代に勝ち、朝乃山が照強に負けると、照ノ富士の30場所ぶり2回目の優勝が決まることになります。過去の対戦成績で、照ノ富士は正代に4勝5敗と負け越していますが、うち不戦敗が2つ。対戦は平成29年の11月場所が最後です(ワタシ調べ)。そして朝乃山と照強は幕内では初顔合わせ。策士の小兵力士・照強はここまで7勝6敗で勝ち越しに王手をかけていますから、逆転で史上9人目の新大関優勝をめざす朝乃山も油断は禁物です。

 ワタシは4日目終了後に照ノ富士、ひょっとするとひょっとするかも、と書きました(こちら)。とはいえ、ここまできたら優勝は千秋楽までもつれてほしいと思います。14日目、照強には申し訳ないのですが、朝乃山の勝利を願って今夜は寝ます。

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今場所の幕内には照ノ富士を含めて元大関が4人います。13日目、栃ノ心と髙安が勝ち、全員が勝ち越しとなりました。ここまで照ノ富士唯一の黒星は、髙安に喫したものです。