日付変わって、長崎原爆の日。アメリカが長崎に原爆を落として75年となります。今年の平和祈念式典は、広島の平和記念式典同様、新型コロナウイルス対策で規模を縮小して開かれるようです。九州も感染者が増えているようですし、こればっかりはしょうがない。誰のせいでもないのが切ないです。
それにしても。もし、当初の予定どおりに今年、東京オリンピックが開催されていれば、今日９日が閉会式でした。が、来年に延期されることになり、会期は2021年７月23日から８月８日に変更。９日ではなくなってしまいました。閉会式が９日なら、最後の被爆地・長崎と関連づけた演出が見られたはずです。いや、そうしないといかんでしょう。それを思うと、やはり東京オリンピックは今年開催してほしかったですね。
ワタシの個人的な意見ですが、広島に比べて、長崎が被爆地であることを知らない人は多い気がします。そして、これも広島同様、被爆者は年老いていく一方です。今後、悲惨な体験をどう継承していくか。これからは広島と長崎、式典をあわせてやっていくことを考える必要が出てきたように思えてなりません。
