散髪は年1回。

雑記です。

大相撲十一月場所V争い、3大関が軸か。

 書き始めが深夜3時半過ぎ。どうやらアメリカの大統領選挙は民主党ジョー・バイデンの獲得した選挙人が過半数に達し、勝利を確実にしたようです。開票作業は長かったですね。ただ、共和党ドナルド・トランプ現大統領が敗北を認めず徹底抗戦の構えを見せており、当選者確定には時間がかかる可能性があります。いやはやなんとも。アメリカってこんな国でしたかねえ。さすがのワタシもゲンナリきています。

 気を取り直して。日付変わって今日11月8日、新型コロナウイルス感染防止のため会場を福岡国際センターから東京・両国国技館に移し、一年納めの大相撲十一月場所が開幕します。東西の両横綱白鵬鶴竜は休場。2人は九月場所でも初日から休場しており、2場所連続で複数横綱が不在となるのは史上初の事態です。白鵬鶴竜ともに35歳。このまま終わることなく、ぜひもうひと花咲かせてほしいですね。

 両横綱が不在となると、やはり優勝争いは3大関が引っ張る展開になるでしょう。中でもワタシは、九月場所で初の賜杯を手にした新大関・正代を一番手に推したいです。ワタシがひいきの正代は、11月5日で29歳となったばかり。九月場所で貴景勝、朝乃山を圧倒した勢いそのままに突っ走り、連続優勝で綱とりに王手をかけることを願っています。

 もちろん、貴景勝、朝乃山の先輩大関も、黙ってはいないでしょう。大相撲ファンとしては、3人とも最後まで休場することなく、千秋楽に巴戦となることを願います。そこで正代が勝ったら言うことなしです。

 このほか、大関とりで正代に先を越された御嶽海、先場所前頭筆頭で10勝を挙げた隆の勝の両関脇、七月場所で優勝した元大関照ノ富士、同じく元大関で初優勝を目指す髙安の両関脇、三役から陥落したものの、将来有望といわれる大栄翔らに優勝戦線をかき回してほしいところです。

 九月場所で新入幕ながら最後まで優勝を争った翔猿は、番付を大きく上げた今場所、先場所のようにはいかないでしょう。もしまた大暴れを見せたら、ワタシの目が節穴だったということで潔く謝ります。

 最後に毎年恒例、年間最多勝争いです。九月場所を終了した時点で、幕内勝ち星上位はこうなっています。

 45勝 正代
 43勝 朝乃山
 38勝 貴景勝
 37勝 隆の勝
 36勝 御嶽海
 35勝 霧馬山

 事実上、正代と朝乃山の一騎討ちですね。正代は初の、朝乃山は2年連続2回目の年間最多勝を目指します。通常の6場所開催だった去年の朝乃山の年間勝ち星は、55勝でした。今年は五月場所が開催中止となったため、年間5場所での合計となりますが、去年の数字を上回りそうですね。

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正代が9月30日の大関昇進伝達式で述べた口上は「大関の名に恥じぬよう〝至誠一貫〟の精神で相撲道に邁進してまいります」。〝至誠一貫〟には、「最後まで誠意を貫き通す」「ひとつの方針や態度で最後まで貫き通す」などの意味があります。