散髪は年1回。

雑記です。

2020日本シリーズあ・ら・かると。

 悪循環、ですかね。ワタシは今日(11/26)も仕事でストレスがたまりまくりでした。カッカきてます。精神衛生上、よくないですね。なんとか金曜日は何事もなく過ごしたいものです。

 さて。2020年プロ野球日本シリーズは、今年も4試合で終わってしまいました。周知のとおり、ソフトバンクが4連覇を達成しました。データ&記録好きにとっては気になる数字がめじろ押しです。前日、ほとんどふれることができなかったので、今回、ざっと書き出してみます。

ソフトバンク日本シリーズ4連覇は1965~73年巨人の9連覇以来2度目で、パ・リーグでは初。開幕から4連勝は昨季のソフトバンクに続いて9度目。引き分けを挟まない4戦4勝は7度目で、2年連続はソフトバンクが初めて。ソフトバンクは1959年にも巨人相手に4戦4勝しており、通算3度目も初めて。

ソフトバンク日本シリーズで2018年第3戦から12連勝、本拠地PayPayドームでは2011年第7戦から16連勝。

ソフトバンクダイエー時代の2000年に巨人に敗れて以降、2003、2011、2014、2015、2017~20年と出場8連続で日本一。1961、1963、1965~73年巨人の出場11連続に次ぐ2位の記録。

⚾今回のソフトバンクの勝利で、パ・リーグは2013年楽天から8年連続日本一。同一リーグでは1965~73年セ・リーグに次ぐ2位。2002年まで、日本シリーズの対戦成績はセ・リーグ32勝、パ・リーグ21勝とセが大きくリードしていたが、2003年以降はパ15勝、セ3勝で、ついにパが36勝と逆転(セは35勝)。

ソフトバンク工藤公康監督は4年連続5度目の日本一。監督として日本シリーズ優勝5度は川上哲治監督(巨人)11度、森祇晶監督(西武)6度に次ぎ、水原茂監督(巨人4、東映1)と並ぶ3位タイ。シリーズ4連覇は1965~73年川上監督に次いで2位となり、就任6年目で5度の日本一は森監督と工藤監督だけ。

⚾工藤監督は選手時代11度、監督で5度と日本シリーズ通算16度目の優勝。選手と監督を合わせた日本シリーズ優勝回数は川上(選手4、監督11)を抜いて単独2位となり、歴代最多の森(選手11、監督6)の17度にあと1。

⚾工藤監督の日本シリーズ通算は20勝4敗1引き分け。25試合で20勝到達は川上・森の30試合を抜く最速記録。通算勝率は8割3分3厘で、複数回優勝監督の中で川上の7割1分(44勝18敗)を1割以上上回る。日本シリーズで敗退知らずも川上と2人だけ。

⚾巨人は日本シリーズで2013年第7戦から9連敗。シリーズ9連敗は巨人が1958、1959、1961年に続けたワースト記録とタイ。原辰徳監督のシリーズ9連敗は水原監督の10連敗(巨人で1958年4連敗、1959年4連敗、東映で1962年2連敗)以来2人目で、巨人の監督では水原監督の8を上回り最多。

⚾巨人のチーム打率1割3分2厘(121打数16安打)、シリーズ通算16安打はワースト。4試合制で通算41三振は最多、チーム得点4は2005年阪神に並ぶ最少記録。

セ・リーグのチームはDH制のゲームで2013年第7戦から21連敗。勝ったのは同年第6戦巨人(対楽天)が最後。

 ほかにもいろいろありそうですがキリがないのでこんなところで。打ち込むのは楽しい作業でした。最後に、今シリーズのテレビ視聴率です(ビデオリサーチ調べ)

 第1戦 12.3%(関東地区)
 第2戦 8.6%(関東地区)
 第3戦 9.5%(関東地区)/28.7%(北部九州地区)
 第4戦 9.0%(関東地区)/27.8%(北部九州地区)

 関東地区の2ケタは開幕戦だけで、あとはすべて2ケタに届きませんでした。ナイトゲームの優勝決定試合に関東地区で1ケタだったのは史上初のようです。これはベースボールファンとしては切ないですね。野球離れがより進んでいるのか、今年だけの特徴か。来季以降も地上波での中継がなくならないよう願っています。

f:id:baribon25:20201127032811j:plain

選手でインパクトがあったのは、ソフトバンクの中継ぎ左腕、リバン・モイネロです。今シリーズは3試合に登板し、3イニングを投げて9個のアウトのうち8個を三振で奪いました。単純計算で、1試合の奪三振率は24個(!!)にもなります。ワタシもテレビで見ていて、巨人打線が打てる気はまったくしませんでした。画像は福岡ソフトバンクホークスの公式サイトからです。