散髪は年1回。

雑記です。

諸星大二郎の単行本を借りました。

 2月も折り返しです。休み明けの今日(2/15)は雨模様の1日となりました。出勤時の電車内、ワタシはメガネが曇って、しんどかったです。湿度も高いような気がしましたが、暑そうにしているのはパッと見、ワタシだけでした。やはり、ワタシが特異体質、ということで結論づけます。

 さて。今日も仕事は忙しく、あまり余裕がありませんでした。そんな中、ふだんはあまり話したことのない同僚(40代・♀)と、Eテレで放送されていた「浦沢直樹の漫勉」の話題でひとしきり盛り上がってしまいました。

 ワタシは漫画家の仕事場に密着し、創作の秘密を探るこの番組が好きで、これまでほとんどを見ています(さすがに全部、とは言えません)。初期に放送されたさいとう・たかを池上遼一の回はワクワクして見ました。もちろん、ほかの漫画家の回も大いに楽しめました。見終えた後の満足度はどれも高かったです。

 ということで、去年10月から始まった「浦沢直樹の漫勉neo」も、ワタシは当然のように全8回をすべて録画しました。

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ただ、見よう見ようと思いつつ、忙しさもあって、まだ1本も見ていません。録画リストには未見の「未」の字がならんでいます。なお、第1回のちばてつやは、番組タイトルの冒頭に「新」がつくので、このリストには入らず、別のところにあります。

 どうやら彼女は「neo」のすべて見たようで、中でも諸星大二郎の回が印象に残ったらしく、今年になって単行本を2冊買った、とのこと。しかも今手元にあり「よかったら読みますか?」と言ってきたので、遠慮なく借りることにしました。

 伝説の〝奇才〟として知られる(?)諸星大二郎の漫画を、ワタシはじっくりと読んだことがありません。ぶっちゃけ、あまり好きな絵ではないので、避けていた、というところですね。今回、予期せず読む機会ができたので、堪能しようと思います。

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今回借りたのは、諸星大二郎劇場第1集『雨の日はお化けがいるから』と、同第3集『美少女を食べる』の2冊(ともに小学館)です(なぜ第2集はない?)。奥付を見ると『雨の日は~』は2018年1月1日が初版、2019年2月2日で第5刷、『美少女を~』は2020年12月5日発行の初版本でした。貸してくれた同僚によると、〝奇妙な設定の奇妙な物語〟ばかりで、読む者を不安な気持ちにさせるようです。楽しみですね。