散髪は年1回。

雑記です。

Albert PUJOLS、戦力外に。

 連日のメジャーリーグネタです。エンゼルスは現地時間5月6日(日本時間7日)、現役最多の通算3253安打(歴代13位)&667本塁打(同5位)&2112打点(同3位)の記録を持つAlbert PUJOLSを戦力外にしたと発表しました。カタカナ表記がプホルズ、プーホルズ、プーホールズなど、メディアによってバラバラなので、あえて英語表記でいきます。

 このニュース、メジャーファンには衝撃だったはずです。殿堂入り間違いなしの大打者がチームからもういらない、と言われたわけですから。メジャーならではの厳しさですね。ワタシもし仕事中にネットで知り、ビックリしました。

 PUJOLSは、データ&記録好きにはたまらないプレイヤーです。1980年1月16日、ドミニカ共和国生まれのPUJOLSは、1999年ドラフト13巡目(全体402位)でカージナルス入りし、2001年にメジャーデビュー。ナショナル・リーグの新人王に輝く大活躍を見せます。同年、アメリカン・リーグの新人王はイチローでした。

 カージナルス時代のPUJOLSは、メジャー最強打者だったといえます。ざっと並べてみます。

▽1年目から10年連続で打率3割&30本塁打&100打点をマーク(打率はすべて10位以内)

▽2005、2008、2009年ナショナル・リーグMVP

▽2003年首位打者、2009年本塁打王、2010年に本塁打&打点の2冠

一塁手で2度(2006、2010年)のゴールドグラブ賞

 ワタシは最終的に、PUJOLSが通算800本塁打&4000安打を記録するのは間違いないだろう、と確信していました。が、しかし。2011年オフにエンゼルスと10年総額約2億4000万ドル(約264億円)で契約を結び、アメリカン・リーグに舞台を移すと、PUJOLSは急激に輝きを失います。10年間で30本塁打以上3回、100打点も4回記録しますが、打率は急落。3割を打つことは一度もありませんでした。アメリカン・リーグの水が合わなかったんですかね。なぜPUJOLSがカージナルス時代のように活躍できなかったのか、納得できるリポートを誰か書いてほしいと思います。

 どうやらPUJOLSは現役続行を希望しているようです。ぜひ、どこかのチームが手を上げてくれることを願います。

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PUJOLSが所属したカージナルスエンゼルスとも、チームカラーは赤でした。次はどんなユニフォームを着ることになるのでしょうか。