散髪は年1回。

雑記です。

「看護の日」と宝島社の意見広告。

 日付変わって5月12日は「看護の日」。ワタシは今朝(5/11)の朝刊を読んで初めて知りました。5月12日はナイチンゲールの誕生日で、この日にちなんでいます。新型コロナウイルスが猛威をふるういま、医療従事者の負担はますます増えそうです。連日の奮闘に、心からの深い敬意を表します。

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看護の日、去年の今ごろはあまり聞かなかった気がしますが、ワタシがスルーしただけかもしませんね。

  周知のとおり、東京オリンピックパラリンピック組織委員会日本看護協会に対し、看護師500人の確保を要請していますが、正気の沙汰とは思えません。この期に及んでもまだ強行開催する気でいるんですかね。「日本政府はIOC(国際オリンピック委員会)がやるというかぎり開催へ向けて準備するしかない」という報道の一方、「日本政府がIOCに開催を懇願した」の衝撃情報もあって、もう何が何だかわかりません。

 看護の日の前日の今日、出版社の宝島社が今朝の朝刊全国紙3紙(朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞)に意見広告を掲載しました。広告は2ページ見開きで、政府や自治体の新型コロナウイルス対応を風刺するもの。ワタシは朝日新聞で見ましたが、かなりのインパクトでしたね。

 右上に赤字で「緊急事態」、そして左上には

 ワクチンもない。クスリもない。
 タケヤリで戦えというのか。
 このままじゃ、政治に殺される。

 のキャッチに続いて、「私たちは騙されている。この一年は、いったい何だったのか。いつまで自粛をすればいいのか。我慢大会は、もう終わりにして欲しい。ごちゃごちゃ言い訳するな。無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。今こそ、怒りの声をあげるべきだ。」と痛烈批判。中心にはコロナウイルスを思わせるイラストが置かれています。

 広告には賛否両論あったようですが、そのとおりだ、と快哉を叫んだ人のほうが多かったはずです。どう考えても、いまの政府のコロナ対策は物足りません。

 内閣官房参与Twitterで「さざ波」「笑笑」とレベルの低い失笑もののコメントを出したことも含め、いまの政府に期待するのは無理そうですね。誰か救世主が現れるといいんですけど、時間切れは迫っています。

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宝島社の意見広告、朝日新聞は16-17面に掲載されました。