金曜日。例によって終電の1本前での帰宅となりました。最寄りの駅前には、金曜深夜ということもあってか、はしゃいでいる若者が何人かいましたね。ビールかチューハイか、酒と思われる缶を手に持って、グルグル走りまくり。まさか早く酔うためじゃないでしょうね。いま50代のワタシが子どものころ、そんなことをする大人をなにかで読んだり映像で見たりした記憶がありますが、いまどきの若者がするとは思えません。とはいえこんなご時世ですから、ひそかに流行っているんでしょうか。また見かけたら報告します。
さて。今朝の出勤途中のことです。職場に向かって歩いていると、左前方に緑色をしたものが落ちているのが目に入りました。なんだ? と思って目をやると、それはタバコの箱。フタが開いており、前日の雨で濡れてフィルターの色がスゴイことになっていました。
持ち主が知らぬ間に落としてしまったのか。それとも、思わず落としてしまい、雨で濡れちまったからもういいや、とそのままにして立ち去ったのか。はたまた彼女にもうタバコはやめて、と言われて目の前で捨てたのか。
ワタシはいろいろ想像をめぐらせ、いったんは通り過ぎたのですが、なぜか写真に撮らねば、という使命感にかられ、Uターン。しかし、後ろから人が何人も歩いてきて、なかなか撮るチャンスが訪れません。このままではらちが明かないので、人が来てもかまわず撮ることにしました。スマホを出して、1枚だけパチリ。とりあえず、よし、と納得してまた歩き始めました。
どうして撮ろうと思ったのか、自分でもわかりません。ただ、雨に濡れたタバコを見ていて、なんとなく切ない気分になったのは、ワタシが喫煙者だから、ですかね。タバコは大事にしたいです。