日付が変わって6月23日。ついに、東京オリンピック開幕まで1ヶ月となりました。ワクチンどうのこうの以前に、今の日本はどう見ても「オリンピックどころではない」という状況ですが、このまま突き進んでいくんでしょうね。開幕したら、一気にオリンピックモードに突入!……となるのかどうか。いろんな意味で、記憶に残るオリンピックになりそうな気配です。
さて。今日(6/22)も職場を出たのは日付が変わってから。水曜日も忙しくなるのは確実なので、メジャーリーグネタでサクサクいきます。現地時間6月21日(日本時間22日)、パドレスのダルビッシュ有が地元ペトコパークでのドジャース戦に先発、圧巻のピッチングを見せて今季7勝目を挙げました。結果は次のとおりです。
[1回]三ゴロ 四球 空三振 空三振
[2回]空三振 空三振 空三振
[3回]空三振 空三振 中本塁打 一ゴロ
[4回]空三振 空三振 二飛
[5回]空三振 一ゴロ 中飛
[6回]見三振 中飛 一ゴ失 右安打 二ゴロ
今日のダルビッシュには大記録達成がありそうだったので、ワタシも仕事の合間合間に職場のテレビで見ていました。いや~まったく危なげなかったですね。6回を投げ、被安打2、与四球1、奪三振11、失点1。1回から3回にかけて7者連続三振をマークしました。そしてダルビッシュは、この日奪った11個目の三振で、メジャー通算1500奪三振を達成! 通算197試合目での到達は、ランディ・ジョンソンの206試合、投球回数1216回1/3はスティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)の1272回1/3を上回る史上最速での記録達成となりました。所用試合数であのランディ・ジョンソンを超えるとは。これはもう、ダルビッシュおそるべし、としかいえません。
ただ、今季ここまで12試合連続1失点以下、30イニング連続無失点、防御率0.50など、驚異的なピッチングを見せているメッツのジェイコブ・デグロムにも、ダルビッシュと並ぶ可能性があります。デグロムはメジャー通算195試合に登板し、1241回2/3で1476奪三振。投球回数ではダルビッシュを抜くことはありませんが、あと2試合で24三振を奪えば、ダルビッシュと同じ197試合で1500奪三振となるわけです。最近3試合は6回10奪三振、3回8奪三振、5回6奪三振とあって、難しいとは思いますが。
なお、21日の試合から、MLBは粘着物質による投手の不正投球取り締まりを強化することになり、ダルビッシュも1回と4回にチェックを受けました。問題はなかったようです。この取り締まり強化、個人的にはどうかと思います。投手だけが不利にならないようにしてもらいたいですね。