散髪は年1回。

雑記です。

陸上男子100㍍準決勝をテレビ観戦。

 まずは日本プロ野球から。前日にワタシがここで取り上げたせい、とは思いたくありませんが、オリックスの連勝が11でストップしました。今日6月24日、京セラドーム大阪での日本ハム戦に2-5で完敗。3回まで毎回安打を放ちながら無得点に終わったのが響きました。それでも、2位楽天に1.5ゲーム差をつけ、パ・リーグ首位の座は守っています。25日からは西武との3連戦。その初戦、予告先発オリックスは山本由伸、西武は髙橋光成と発表されました。今季両者が投げ合うのは開幕戦(山本●、髙橋○)に続いて2度目です。山本は今年23歳、髙橋は24歳。今回もイキのいいピッチングを見せてくれるでしょう。

 さて。今日のワタシは大阪・ヤンマースタジアム長居で開催される陸上の日本選手権、男子100㍍の準決勝に注目していました。東京オリンピック代表をかけた最終選考会です。日本男子100㍍は、自己ベスト9秒台を持つ山縣亮太(9秒95)、サニブラウン アブデルハキーム(9秒97)、桐生祥秀(9秒98)、小池祐貴(9秒98)の4人に加え、多田修平が6月6日に10秒01をマークし、計5人が東京オリンピックの参加標準記録(10秒05)を突破済み。過去にないハイレベルな争いを繰り広げているのです。

 東京オリンピックの代表は3人。先に挙げた5人は日本選手権の決勝で3位以内に入れば代表に決定します。つまり、2人は代表になれないということになります。東京オリンピック開催についてはいろいろ思うところがありますが、それは置いといて、これは見逃すわけにはいきません。場合によっては5人のうちの誰かが準決勝敗退、なんて波乱がないともかぎりませんしね。

 ワタシは予定どおり、午後7時半に職場のテレビの前へ。まずは第1組に山縣とサニブラウンが登場です。結果は山縣が10秒16で1着、サニブラウンは10秒30で3着。決勝に進めるのは3組までの各組上位2人と、彼らを除くタイム上位2人の計8人なので、この時点でサニブラウンの決勝進出は確定しません。続く2組には今日25歳の誕生日を迎えた多田が登場、10秒17のタイムで1着通過しました。強力なライバルがいなかったこともあってか、余裕の走りに見えましたね。そして最後の3組には桐生と小池、さらに2016年リオデジャネイロオリンピック400㍍リレーでアンカーを務め、銀メダルを獲得したケンブリッジ飛鳥が出場。桐生が10秒28で1着、小池が10秒30で2着で順当に通過しましたが、ケンブリッジは10秒44の5着で敗退が決まりました。

 最終的に、25日の金曜日の決勝に進むことになったのは、次の8人です(数字は準決勝のタイム)

 山縣亮太            10秒16
 多田修平            10秒17
 デーデー ブルーノ       10秒21
 柳田大輝            10秒22
 桐生祥秀            10秒28
 小池祐貴            10秒30
 サニブラウン アブデルハキーム 10秒30
 東田旺洋            10秒35

 サニブラウンもなんとか滑り込みました。そのサニブラウンに準決勝で先着した群馬・東京農大二高3年の柳田、東海大4年のデーデー、栃木県スポーツ協会の東田の3人は、決勝で参加標準記録の10秒05を突破したうえで3位以内に入れば、代表の座をつかめます。最近5年間の日本選手権男子100㍍決勝の優勝タイムは、2016年ケンブリッジ10秒16、2017年サニブラウン10秒05、2018年山縣10秒05、2019年サニブラウン10秒02(大会新)、そして去年が桐生で10秒27。今回、意外な展開になる可能性は、ゼロではない気がしますがどうでしょうか。一発勝負の決勝は、金曜日の午後8時半から。ワタシはまた、職場のテレビの前に陣取ります。

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職場のテレビ画面から撮影した、準決勝第3組の結果です。5着に沈んだケンブリッジは10秒03の自己ベストを出した昨季から一転、苦悩のシーズンとなりました。