散髪は年1回。

雑記です。

エンゼルス・大谷、自己新のシーズン5勝目。

 東京の新型コロナウイルスの新規感染者数は今日(7/27)、2848人と発表されました。これは1月7日の2520人を大きく上回り、過去最多のようです。東京は8日連続の1000人超えで、埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県でも感染者数が急拡大。しかし、菅義偉首相は東京オリンピックを中止する選択肢はない、と明言しました。

 実際、世の中はオリンピック一色といえます。そして今日もニッポンは柔道男子81キロ級の永瀬貴規と、ソフトボールで金メダルを獲得。競技開始4日で金メダルの数は早くも10個目となりました。ものすごいペースです。コロナでのっぴきならない状況にならなければ、さらに増えそうですね。

 さて。久しぶりのメジャーリーグネタです。エンゼルス大谷翔平が現地時間7月26日(日本時間27日)、地元エンゼル・スタジアムでのロッキーズ戦に「2番・投手」で出場し、7回を投げて5安打1失点の力投を見せ、メジャー自己最多となるシーズン5勝目を挙げました。直球の最速は99.7マイル(約160.5キロ)を記録。7回に奪ったこの日5個目の三振で、今季100奪三振となりました。

 大谷は初回、第1打席でタイムリーを放つと、1死後に今季14個目の盗塁をマーク。エンゼルスの投手が盗塁を決めたのは2001年6月8日、ドジャース戦のイスマエル・バルデス以来ですが、この試合は交流戦で敵地だったためDHがありませんでした。ホームでは1972年10月4日、アスレチックス戦のノーラン・ライアン以来、49年ぶり。ライアンはエンゼルスに8季在籍し(背番号30はエンゼルス永久欠番)、メジャー通算324勝(歴代14位タイ)、歴代1位の通算5714奪三振を誇る伝説の剛腕投手です。

 さらに、アメリカン・リーグの本拠地で投手が安打、打点、盗塁を記録したのは、1970年4月26日のアスレチックス戦でツインズのルイス・ティアントが記録して以来、51年ぶり、とのこと。ティアントといえば、打者に一度背を向ける特異なフォームが有名です。2010年には米野球情報サイト「ブリーチャー・リポート」の「個性的フォームの投手」で野茂英雄を抑え、1位に選ばれました(野茂は2位、岡島秀樹が4位)。

 ……こうしてトリビア的なことを並べるだけでも楽しくなります。が、いまの時期、大谷のプレイはリアルタイムで見ることができません。オリンピックが始まって、NHKのBS1ではメジャーリーグを放送しなくなりました。う~む。メジャーなんか見なくていいからオリンピックを見ろ、ということなんでしょうが、これはかなり淋しくなります。

 ワタシの記憶では、1996年アトランタオリンピックのとき、BS1でオリンピックを、そして当時あったBS2で野茂英雄の先発ゲームを中継していたはず。今回も、地元開催のオリンピックとはいえ、サブチャンネルでいいから大谷の出場ゲームを中継してほしい、と思うのはワタシだけでしょうか。

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先ほどMLB公式サイトのトップ画面から引っ張ってきました。なお、打者・大谷はここまで35本塁打で、2位のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)に3本差をつけ、依然両リーグトップ。シーズン換算は57本塁打です。