散髪は年1回。

雑記です。

ハンカチ王子引退。

 書き始めが深夜2時半過ぎ。それでも、夕飯時にそれなりの酒を飲んだ割には深夜眠ることもなく、穏やかに過ごしています。土曜日深夜は悲惨な展開が多かったですから、ワタシにしては上等な夜です。

 さて。今日(10/2)は日本ハム斎藤佑樹引退でいきます。前日の10月1日、今季かぎりで現役を引退することを発表しました。2010年秋のドラフト1位で日本ハムファイターズに入団して11年。本人には酷ですが、よくここまでもちましたね。

 早稲田実業出身の斎藤はご存じのように2006年、夏の甲子園の優勝投手です。田中将大擁する駒大苫小牧との決勝は延長15回、1-1で引き分け再試合となり、翌日も完投して4-3で勝利。青いハンカチで汗を拭く姿から「ハンカチ王子」と呼ばれ、社会現象にもなりました。

 今にして思えば、斎藤はここがピークでしたね。ワタシは斎藤がプロで活躍できるとはとても思いませんでした。線は細いし、どう見ても甲子園で投げすぎました。早稲田大で東京六大学史上6人目の通算30勝&300奪三振を達成しても、その考えは変わらず。大学4年のとき、優勝後のインタビューで「何かを〝持ってる〟と言われてきましたけど、何を持っているか確信しました。それは仲間です」と語っているのを聞いて、こりゃダメだ、と萎えたのを覚えています。

 プロでの通算成績は88試合に登板して15勝26敗、防御率4.34。昨季と今季は1軍での登板がなかったので実働は9年です。それでも1年目に6勝、2年目は開幕投手を務めて5勝を挙げ、ともに100イニング以上投げていました。失礼ながら信じられませんでした。

 ケガがあったとはいえ、冷静に見てよくクビにならなかったな、というのが正直なところ。ここ5~6年(もっとかも)はいつ戦力外通告を受けてもおかしくない成績しか残せませんでしたからね。人気先行で、球団としてはそう簡単にクビを切るわけにはいかなかったのかもしれませんけど。

 大きなお世話ですが斎藤は引退後、どうするんでしょうか。指導者になり、結果を残してくれたら、ワタシは最大の賛辞を送ります。

 ……などと書いているうちに時刻は4時を回ってしまいました。時間がかかりすぎですね。日曜日、いくつか予定があるのでさっさと寝ます。おやすみなさい。

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今朝の日刊スポーツは1面トップ。さらに、2~3面も斎藤佑樹引退に紙面を割いていました。そして、横綱白鵬の引退会見4~5面。ワタシは置き位置が逆ではないかと思います。斎藤引退に3ページも使う価値があるんでしょうかね。ほかのスポーツ紙も同じような扱いなのか、気になるところです。