散髪は年1回。

雑記です。

日本シリーズ第1戦、オリックスサヨナラ勝ち。

 なんやかやで書き始めが早朝5時過ぎ。慣れっことはいえ、まいっちゃいますね。サクサクいきます。

 プロ野球日本シリーズは今日(11/20)が第1戦。ワタシは午後6時ギリギリで帰宅し、テレビの前に陣取りました。家族の了承をとって、チャンネルを合わせます。日本シリーズは地上波で完全中継してくれるのでありがたいですね。

 先発はオリックスが山本由伸、ヤクルトが奥川恭伸。ともにクライマックスシリーズ第1戦で完封勝ちした、若きエース右腕です。投手戦が予想されましたが、ワタシは山本が圧倒的なピッチングでヤクルトをねじ伏せるものと思っていました。

 試合は初回からゼロ行進が続きます。山本、奥川ともに走者は出すものの要所を抑えていました。ジリジリした展開です。しかし、オリックス打線は初球から手を出して打ち取られることが多く、両者の投球数には大きな差が出ました。山本の投球数が100球を超えたあたりから、これはヤクルトに流れがいくかも、と思いはじめます。

 6回表、山本は先頭打者の3番・山田哲人にこの試合初めて四球を出すと、続く4番・村上宗隆を見逃し三振、5番・サンタナに再び四球で1死一・二塁。それでもこの回はしのぐかな、と思った矢先、6番・中村悠平がセンター前へヒットを放ち、山田が生還してヤクルトが先取点を奪いました。山本はこの回を投げ終えて降板します。6回、被安打5、奪三振9、失点1。ただ、投球数112は多すぎでした。

 奥川はその裏も無得点に抑え、このままスイスイいきそうな気配が漂います。ところが7回裏1死から代打モヤに豪快な本塁打を浴び、1-1の同点。ここから試合は動き始めました。8回表、オリックスは3番手のヒギンスが登板。ワタシは思い切り緊張しているように見えました。先頭打者の山田にヒットを許すと、村上に勝ち越し2ランを打たれ、さすがにこれで勝負ありかな、という気がしましたね。

 ところがそうはなりませんでした。1-3で迎えた9回裏、オリックスはヤクルトの守護神マクガフを攻め、無死満塁とすると、2番・宗佑磨のセンター前ヒットで2者が還り、3-3の同点。こうなるともうオリックスの押せ押せです。3番・吉田正尚がセンターの頭上を越える安打を放ち、サヨナラ勝ち! いやあ~こんな劇的なエンディングが待っているとは。エースの山本が投げ、絶対落とせない試合だったオリックスにとっては大きい勝利です。ワタシも見ていてコーフンしました。

 結果的に、今日の試合は両チームとも外国人投手が打ち込まれた形。やはり、シリーズ独特の雰囲気は日本選手に限らず、平常心を奪うのかもしれませんね。今後の起用に影響が出そうです。

 最後にデータ的なことを挙げて今回は締めます。

日本シリーズのサヨナラ勝ちは2018(平成30)年第5戦のソフトバンク以来40度目で、オリックスは阪急時代の1969(昭和44)年第2戦以来、52年ぶり2度目。

▼最終回に2点差を逆転したサヨナラ勝ちは、1950(昭和25)年第3戦で松竹が毎日(現ロッテ)相手に記録(4-6→7-6)して以来、71年ぶり2度目。第1戦のサヨナラ勝ちは2003(平成15)年ダイエー(現ソフトバンク)以来8度目。

▼今日のオリックスの勝利で、パ・リーグのチームは2018年第3戦から13連勝、パ・リーグ本拠地の試合では20連勝、DH制の試合で22連勝と、連勝記録をさらに更新。

▼前年度最下位チームのシリーズ出場は今回のヤクルト、オリックスが7、8度目。過去6度のうち、第1戦に勝利した1960(昭和35)年の大洋(現DeNA)は日本一に輝いたが、残る5チームは敗退。どちらが2チーム目になるか。過去71度のシリーズで初戦白星のチーム(△〇を含む)の優勝は45度しており、日本一確率は63%。

 第2戦もワタシはテレビ観戦します📺

f:id:baribon25:20211121065708j:plain

オリックスサヨナラ勝ち直後のテレビ画面から撮影しました。例によってブレブレですが代わるものはないのでそのまま載せます。