散髪は年1回。

雑記です。

照ノ富士V、ヤクルト日本一。

 大相撲十一月場所とプロ野球日本シリーズ。前日に書いたワタシの願望は2つとも届きませんでした。心底ガックリきてます。少なくともどちらかひとつはいけると思ったんですけどねえ。ま、そううまくはいきませんわな。

 まずは大相撲十一月場所から。14日目の今日(11/27)、結びの一番で全勝の横綱照ノ富士と1敗の西前頭15枚目・阿炎が直接対決が組まれていました。照ノ富士が勝てば千秋楽を待たずに優勝が決まるとあって、ワタシは阿炎の勝ちを願っていました。そう、優勝決定の楽しみは少しでも先にとっておきたかったのです。

 立ち合い、阿炎はもろ手突きからのど輪攻めで照ノ富士を土俵際に追い込みます。ワタシはここで阿炎が勝ったと思いました。が、照ノ富士はここをしのぎ、右からつかまえると、土俵の中央で最後は押し倒しました。これで照ノ富士の2場所連続6回目の優勝が決定。14日目に決めたのは自身初、新横綱場所からの連覇は、1962(昭和37)年一月場所の大鵬以来、59年ぶり2人目という快挙となりました。

 照ノ富士は千秋楽、自身初の全勝優勝がかかります。相手は大関貴景勝。過去の対戦成績は3勝3敗の五分ながら、最近1年では照ノ富士の3勝1敗です。全勝優勝達成の確率はかなり高いとみます。

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テレビ画面から撮影。なぜかアングルが斜めになっています。あえてこうしたカメラワークにしたんでしょうかね。

 その後間髪入れずに午後6時からはプロ野球日本シリーズへ。今日が第6戦です。ここまで3勝2敗のヤクルトが勝てば日本一が決まります。ワタシは最終第7戦決着を願っていたので、なんとしてもオリックスに勝ってほしいと思っていました。そこで、思い切りオリックスに感情移入して見ることに。それがこんなにしんどいことになるとは思いませんでした。

 オリックスの先発はこのシリーズ2回目となる山本由伸、ヤクルトは高梨裕稔が初先発。試合はまたしても接戦となります。山本は5回表に先制を許すも、その裏オリックスは福田周平のタイムリーで追いつき、1-1の同点。このあとは両チームとも得点を挙げることができず、試合はこのシリーズ初の延長戦に突入します。山本は9回を投げて被安打6、与四球1、与死球1、奪三振11、失点1、投球数141。なんとか勝ち星がついてほしかったです。

 延長10回、11回と両チームとも無得点。オリックスにはチャンスらしいチャンスが訪れませんでした。そして延長12回。第7戦まで延長戦は12回で打ち切りなので、オリックスはこの回を抑えれば、少なくとも負けはありません。簡単に2死をとり、よし、と思ったのもつかの間。代わったオリックスの6番手・吉田凌がヤクルトの1番・塩見泰隆にレフト前へ安打を許し、イヤな予感が漂います。その後、パスボールで塩見は二塁へ。不安はさらに高まります。ヤクルトのバッターは代打の切り札・川端慎吾。カウント3-2からの7球目、川端の打球はレフト前へ。二塁から塩見がホームイン、ヤクルトが2-1と勝ち越しました。

 2死無走者からの得点。ヤクルトはしぶとかったですね。12回裏、オリックスは1死から死球で出塁するも後続が倒れ、ゲームセット。ヤクルトの20年ぶり6回目の日本一が決まりました。試合時間ジャスト5時間のロングゲームでした。シリーズ6試合中、1点差が5試合。ただ、オリックスサイドに立ったワタシから見ると、今日は〝たられば〟を何度も言いたくなる展開で、歯がゆかったです。日本シリーズ、もう1試合見たかった……。

 というわけで、ワタシが願った展開にはなりませんでした。今日は大相撲、日本シリーズとどっぷりとつかり、そこそこ疲れています。日曜日はゆっくり過ごそうと思います。おやすみなさい。

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ヤクルトが制した今回の日本シリーズ、もっとデータ的なことをいろいろふれたかったのですが、別な機会にします。