散髪は年1回。

雑記です。

一月場所、7年連続初V力士誕生は厳しいか。

 前日に続く大相撲ネタです。一月場所は今日(1/21)が13日目。優勝争いは、前日まで2敗の横綱照ノ富士、東関脇・御嶽海、西前頭6枚目・阿炎の3人と、3敗の東前頭14枚目・琴ノ若の4人にしぼられていました。このうち、阿炎と琴ノ若は優勝経験がありません。

 4人のトップを切って登場したのは琴ノ若。相手は3年前の一月場所の覇者で幕内最年長37歳の東前頭3枚目・玉鷲です。ワタシは職場のテレビで見ていました。琴ノ若が一気に土俵際まで詰め、このままいくと思ったら、玉鷲が逆転の突き落とし。画面では玉鷲が勝ったように見えました。が、どうやらその前、先に玉鷲の足が土俵を割っていたようで、軍配は琴ノ若に上がります。物言いはつかず、琴ノ若の押し出しで勝利。3敗を死守しました。

 そして今日一番の好取組が御嶽海と阿炎の直接対決です。ワタシは阿炎の勝利を願っていました。立ち合い、阿炎は力強く踏み込みます。しかし、御嶽海は一歩も引かず、反撃すると一気に前に出て、押し出し。経験の差が出た感じでしたね。これで阿炎は10勝3敗と一歩後退。一方、11勝2敗とした御嶽海は、2019年九月場所以来となる自身3度目の優勝と来場所での大関とりがハッキリと見えてきました。

 結びでは照ノ富士が万全の相撲で西関脇・隆の勝を寄り切り。連敗を回避し、2敗キープです。優勝争いは照ノ富士と御嶽海が2敗でトップを並走、3敗の阿炎と琴ノ若が追う展開になりました。前日に書いたように、一月場所は2016年以降、去年まで6年連続で初優勝力士が誕生しています。ワタシは今年もそのジンクスが継続してほしいと思っていますが、今日の結果を踏まえると、継続は少し厳しくなってきたと言わざるをえませんね。

 とはいえ、可能性はまだ残されています。14日目、4人が絡む取組は次のとおりです。
 
 御嶽海  9 ●○○--●  4 宝富士
 琴ノ若  0  初顔合わせ  0 隆の勝
 照ノ富士 1 -----○  0 阿炎

 宝富士と琴ノ若、阿炎が勝つことを祈りつつ、今夜は寝ます。おやすみなさい。

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結び前は大関・正代が東前頭5枚目・阿武咲と対戦。5勝7敗とあとがない正代は阿武咲を攻め込みましたが、土俵際で逆転の首投げを喰らい、今場所の負け越しが決まりました。画像はテレビ画面から撮影した、敗れた直後の正代。切なくなりますが、この成績だと〝ダメ大関〟と言われるのはやむをえません。正代は負け越したことで、来場所はもうひとりの大関貴景勝とともにカド番で迎えることになります。2人とも負け越したり序盤で休場したりしたら、関脇に陥落です。最近の2人の体たらくぶりを見ていると、御嶽海の大関昇進が待望されますね。