まずは日本プロ野球、ZOZOマリンスタジアムでのロッテ×西武戦から。ワタシが勝手にシーズン2回目のノーヒットノーラン達成の期待をかけていたロッテの先発・佐々木朗希は、初回、いきなり先頭打者の源田壮亮にヒットを打たれていました。まあそんなもんですよね。何ごともそうそううまくはいかない、ということです。
ワタシは今日(6/22)行われた6試合、仕事の合間にネットでチェックを入れるいつものパターン。今季はノーヒットノーランがすでに4回も達成されているので、最近はいつまでノーヒットが続くのか、そこに注目してみるようにしています。今日の6試合、各チームの初安打がいつ出たのかを見てみましょう。
巨人5-4DeNA(東京ドーム)
DeNA/1回表1人目 巨人/1回裏2人目
中日3-7ヤクルト(バンテリンドーム)
ヤクルト/1回表1人目 中日/1回裏1人目
広島5-4阪神(マツダスタジアム)
阪神/2回裏6人目 広島/1回裏1番人目
楽天6-3日本ハム(盛岡)
日本ハム/2回表4人目 楽天/3回裏9人目
ロッテ2-1西武(ZOZOマリン)
西武/1回表1人目 ロッテ/4回裏14人目
オリックス5-0ソフトバンク(京セラドーム大阪)
ソフトバンク/1回表3人目 オリックス/2回裏5人目
全12チーム中、DeNA、ヤクルト、中日、広島、西武の5チームは初回先頭打者が安打を放っていました。巨人とソフトバンクも初回に安打が出ており、阪神と日本ハム、オリックスは2回、楽天は3回に初安打。今日、最も安打が出るのが遅かったのはロッテで4回裏、14人目の打者でした。今日はそういう日だったということですね。6試合とも早い回でノーヒットノーランの可能性が消え、ネットでチェックを入れる側としてはドキドキせずに済みました。
なお、最終的にロッテ・佐々木朗希は7回を被安打3、与四球3(うち敬遠1)、奪三振9、無失点で降板。投球数は96でした。見事なピッチングで6勝目を挙げたとはいえ、これを〝惜しくもノーヒットノーランを逃した〟と言うのはちとムリがありますね。
さてさて。今回はエンゼルス・大谷翔平です。現地時間6月21日(日本時間22日)、本拠地エンゼルスタジアムで行われたロイヤルズ戦に「3番DH」で出場した大谷は4打数3安打2本塁打の大活躍。メジャー自己新、日本人メジャーでも歴代最多となる1試合8打点をマークしました。今日の大谷の結果は次のとおり(○数字は打点)。
[第1打席]1回裏2死走者なし 中安打
[第2打席]4回裏先頭打者 一ゴロ
[第3打席]6回裏無死一・二塁 右中本③
[第4打席]7回裏1死一・三塁 中犠飛①
[第5打席]9回裏1死一・二塁 右本③
[第6打席]11回裏1死一・三塁 左犠飛①
これまで、大谷のメジャーでの1試合最多打点は2年目の2019年9月7日ホワイトソックス戦でマークした5で、日本ハム時代も2016年3月29日オリックス戦の5が最多。日本人メジャーでは、2006年6月25日アストロズ戦でホワイトソックス・井口資仁、2009年8月21日レッドソックス戦でヤンキース・松井秀喜がマークした1試合7打点が最多でした。大谷はこれらの記録を一気に更新したわけですが、この試合、エンゼルスは延長11回、11-12で敗れています。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
ロイヤルズ 1 2 0 2 0 1 1 1 2 0 2 12
エンゼルス 0 0 0 1 0 4 2 0 3 0 1 11
大谷が8打点を挙げても勝てないとは。エンゼルスが所属するアメリカン・リーグ西地区はアストロズが首位を独走中で、エンゼルスは33勝38敗の勝率4割6分5厘でアストロズとは11ゲーム差の3位。ワイルドカード(地区優勝チームを除く勝率上位チーム)争いでもかなりの後れをとっており、今季もポストシーズン進出は厳しい状況に追い込まれています。う~む。「勝ちに飢えている」大谷の今後のモチベーションが心配です。日付変わって日本時間6月23日、大谷はロイヤルズ戦に先発予定。連敗ストップへ、超人的な活躍を見せてもらいましょう!