まずは参院選から。ある程度予想されていたこととはいえ、与党過半数突破、改憲勢力４党で参院全体の３分の２突破と、個人的にはガックリの結果となりました。今後の日本が間違った方向にいかないことを祈るのみです。
さて。大相撲七月場所が今日（７／10）、名古屋市のドルフィンズアリーナで開幕しました。去年の七月場所の優勝者は横綱・白鵬。15戦全勝で45回目、そして自身最後（白鵬は２ヶ月後の９月に現役を引退）の賜盃を手にしています。あれからもう１年が経つんですねえ。
その七月場所初日は大荒れとなりました。結びの一番では先場所優勝の横綱・照ノ富士が西小結・阿炎に送り出しで敗れ、２場所連続の黒星発進。先場所同様、最後は〝指定席〟につくのかどうか。ひざのことを考え、くれぐれもムリはせずにいってほしいと思います。
３番前にはカド番の大関・正代が過去３戦全敗の東前頭２枚目・琴ノ若にいいところなく押し出され、またも黒星スタート。テレビ観戦していたワタシは力が抜けました。解説の北の富士が「最悪の負け方だね」と話すほどの完敗。正代は今場所負け越すと関脇に陥落します。そうなってもだれも驚かないんじゃないでしょうか。琴ノ若はインタビュールームに呼ばれていましたが、正代に勝つのはもう殊勲ではない気がしてきました。
続いて同じくカド番の御嶽海は西前頭筆頭・隆の勝に押し出しで勝利。しかし、貴景勝は東前頭筆頭・霧馬山に寄り切されて土俵を割りました。結局、初日は横綱と大関３人中２人が敗れ、さらに若隆景と大栄翔の両関脇も黒星発進と、御嶽海以外の上位陣が総崩れ。まだ初日が終わっただけなので、全員今後の巻き返しに期待しましょう、と言っておきますが、やはり正代が心配です。
そういえば、今年６月14日に放送された「踊る！さんま御殿」〝ポジティブＶＳネガティブ〟にネガティブ代表として出演した正代は、この番組に出演することが決まって緊張して、五月場所は負け越した、と話していました。トーク自体はなかなかのキレを見せていたので、七月場所はなんとしても勝ち越してカド番を脱出して、また「さんま御殿」に呼んでもらえるように。そんなことをモチベーションにしてもいいんじゃないですかね。
