いやはや。大相撲七月場所がすごいことになっています。新型コロナウイルスの影響で、今日7月22日の13日目、新たに7人が休場。関取の休場は21人で戦後最多です。幕内の取組では18番のうち、5番連続を含むなんと7番が不戦となってしまいました。
ワタシは夕方まで外出していたため、リアルタイムで取組を見ていません。ただ、呼び出しが土俵に上がり、「不戦勝」の旗を何度も掲げる光景は異様だったでしょうね。今日、国技館に足を運んだ方は金返せ、とも言えないし、落胆とモヤモヤ感でいっぱいだったと思われます。
感染予防対策はしっかりやっていたはずなのに、なぜここまで感染が拡大したのか。相撲部屋特有の共同生活が大きいんですかね。そういえば2年前にはコロナで亡くなった力士もいました。肥満型の体形が重症化につながらないか心配です。
そんな中、横綱・照ノ富士は東関脇・若隆景を厳しい相撲で押し出し、西前頭2枚目・逸ノ城は対戦相手の西前頭8枚目・錦木の休場で不戦勝となり、ともに11勝2敗で優勝争いのトップを並走。そして大関・貴景勝は前日カド番を脱出した大関・正代を破り、3敗を守りました。
14日目、逸ノ城は西前頭10枚目・明生と、貴景勝は若隆景と、照ノ富士は正代と対戦します。
明生 5 ●●〇〇●- 4 逸ノ城
貴景勝 5 〇〇〇〇●● 3 若隆景
照ノ富士 10 〇〇---〇 6 正代
この3番でワタシの注目はやはり結びの一番、照ノ富士-正代です。過去の対戦成績は照ノ富士の10勝6敗で、正代が勝ったのは2年前の七月場所が最後。以降6連敗中ながら、ここで正代が勝つと優勝争いは面白くなります。なにも根拠はありませんが、今回の正代はやってくれそうな気がしています。
……そうはいっても、残り2日を無事に乗り切ることができるかどうか。無事に千秋楽を迎えることを願うばかりです。