散髪は年1回。

雑記です。

プロ野球オールスターゲーム、終了。

 いつのまにか終わっていた、というのが正直なところです。日本プロ野球オールスターゲームは今日(7/27)が第2戦。やはり、ワタシのような社会人にとって、平日の開催はなかなかリアルタイムで見るのが厳しいものがあります。ネットで経過を追うのが精いっぱい。土日にやってくれるとありがたいんですけど、そうしない(できない?)のには何か理由があるんでしょうね。

 前日の第1戦(福岡PayPayドーム)は、2-2で迎えた9回裏、2死走者なしから清宮幸太郎日本ハム)が森下暢仁(広島)の5球目をレフトへへサヨナラ本塁打。3-2でパ・リーグが勝ちました。パ・リーグを率いた中嶋聡監督が「まさか清宮君が打つとは」とコメントしていましたが、大多数の人がそう思ったんじゃないでしょうか。ワタシは入団時から〝第一子長男〟の清宮はプロで苦労すると見ていました。実際に過去4年はたいした成績を残していないので、これをきっかけに大きく飛躍してくれることを願います。

 そして今日の第2戦(松山・坊っちゃんスタジアム)もロースコアの接戦になりました。1-1で迎えた6回表、1死走者なしから柳田悠岐ソフトバンク)が岩崎優(阪神)からレフトへ本塁打を放ち、2-1と勝ち越し。これが決勝点になり、パ・リーグが第1戦に続いて連勝しました。なお、パ・リーグの先発、佐々木朗希(ロッテ)は初のオールスターで1回を3安打1失点。最速は162キロで2014年に大谷翔平(当時日本ハム)が記録したオールスターでの日本人最速に並びましたが、奪三振はゼロでした。

 それにしても今年のオールスターゲームはなかなかしんどいものがありましたね。コロナ禍もあって出場辞退選手が相次ぎ、直前で大幅に入れ替え。第1戦の負け投手・森下、第2戦の負け投手・岩崎とも、当初は選出されていなかった投手です。オールスターと呼ぶにふさわしかったか、というと疑問が残ります。

 ワタシが若いころ、プロ野球オールスターゲームはワクワクするビッグイベントで、毎回見るのが楽しみでした。数々の名シーンがアタマに浮かんできます。しかし、最近のオールスターゲームは記憶に残っていません。昔に比べてぬるく感じるのは、ワタシが年をとった、ということなんでしょう。昭和の野球大好きオジサンとしては、当時と同じような気分で見ることがもうできないのかもしれません。そう考えると少し淋しくなりますが、なにかきっかけがあればまた変わる可能性があります。来年に期待、ですね。

こちらもリアルタイムでチェックを入れていないので偉そうなことは言えませんが、ホームランダービーは数字を見るかぎり、しょぼいですね。優勝したレアード(ロッテ)は1回戦3本、準決勝3本、決勝4本でトータル10本、準優勝の柳田悠岐ソフトバンク)は2本、7本、3本の12本。システムに違いがあるとはいえ、今年、メジャーのホームランダービーで優勝したフアン・ソト(ナショナルズ)は1回戦・準決勝・決勝でトータル53本、準優勝のフリオ・ロドリゲス(マリナーズ)は81本もスタンドに放り込んでいたので、余計そう思ってしまいます。でもまあ、盛り上がったのなら、問題なし。現地にいないとわからない部分がありますから、ワタシの戯言ということでご勘弁を。