またしても。全国の新型コロナウイルスの新規感染者は今日(7/28)、初めて23万人を超え、2日連続で過去最多を更新しました。さらに、東京都の感染者も4万人を超え、過去最多を更新。ワタシの職場でも家族が感染し、濃厚接触者となって今週は休んでいる同僚がいます。こうなると、誰がいつかかってもおかしくない状況です。くそ暑い日々が続きますが、まだまだマスクは手放せませんね。
さて。毎週木曜日は『週刊文春』の発売日です。ワタシは昼メシの前に書店で購入。鶏の唐揚げ定食を食べながらパラパラとめくっていると、「ジュリーがいた」の連載が再開されていて、心躍りました。稀代のスター、沢田研二の存在をとおしてその時代を描くこの連載は去年の4月にスタート。以降、何度か中断を挟みながら続いています。ワタシは毎回、読むのが楽しみでした。今回は今年4月以来の再開。ついに1980年代に突入です。
ジュリーファンのワタシも、さすがに1970年代初頭はリアルタイムで体験していません。しかし、1970年代後半から80年代にかけてのジュリー人気のすさまじさは実体験としてしっかり記憶に残っています。その時代が書かれているということで、ワクワクしながら読み始めました。
今シリーズの連載のタイトルは「レゾンデートルの行方」。コアなファンならすべて知っていることばかりなのかもしれませんが、ワタシは初めて知るものが多かったです。特に、1980年4月からニッポン放送で始まったラジオ「沢田研二・愛の贈りもの」の一コーナー、各界のプロフェッショナルたちがジュリー宛てのメッセージレターを書き、ジュリー本人が読むという「配達された一通の手紙」のラインナップが豪華すぎてうなりました。
ザっと挙げると、浅井慎平、永六輔、元大関貴ノ花の鳴門親方(当時)、伴順三郎、淡谷のり子、藤子不二雄、小沢昭一、小室等、村田英雄、王貞治、高倉健、角川春樹ら、そうそうたるメンバーがズラリ。ディレクターの依頼に、皆さん誰もが快く応じたと言います。このラジオのことは知りませんでした。もっとも、放送は土曜日の午前11時からだったので、知っていても学生だったワタシは聴くことができなかったんですけど。
ほかにも、ジュリーがラジオでドラマを演じた話や、共演したい女優さんを聞かれたジュリーが田中裕子と答え、ゲストに迎えたことなど、私にとっては初見の情報が満載でした。予期せぬ連載再開、今後も期待大です。