散髪は年1回。

雑記です。

酷暑&コロナ禍で夏の甲子園開幕。

 日付変わって8月6日、原爆の日。広島平和記念式典のあと、阪神甲子園球場で第104回全国高校野球選手権大会が開幕します。ただ、今年は記録的な酷暑と新型コロナウイルスの感染拡大で、スムーズにいく保証はありません。途中で大会打ち切り、なんてことも十分考えられます。そうならないことを祈るのみですね。

 全国49代表のうち、初出場校は4校ですが、いずれもセンバツ出場経験があるので、春夏を通じての初出場校はゼロ。これは史上初のようです。地方大会の参加は去年より56少ない3547チームで、18大会連続の減少。野球人口も減ってきてるし、近い将来、甲子園は常連校ばかりで初出場校はゼロ、なんてことも十分考えられます。その意味では常連校以外の快進撃に期待したいところですが、どうやら今大会は、2012、2018年に続く3度目の春・夏連覇を目指す大阪桐蔭がダントツの優勝候補とみられているようです。確かに大阪大会は7試合で54得点1失点とすさまじい成績で制しました。ここまで本命視されると、それがプレッシャーになりそうですが、下馬評どおりいくでしょうか。

 大阪桐蔭に続くのは、昨夏の優勝校・智弁和歌山。今春の近畿大会決勝では大阪桐蔭を3-2で破り、大阪桐蔭の公式戦連勝を29でストップさせました。データ&記録好きとしては、史上7校目の連覇なるか、注目しています。

 このほか前評判が高いのは近江(滋賀)、京都国際ら近畿勢。昨夏は4強を近畿勢が独占しましたが、今年もそうなってしまうと興醒めです。全国大会なんですから。他地区の巻き返しに期待しましょう。

 そしてワタシが毎回願っているのが、夏の大会で優勝経験がない青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島、山梨、新潟、富山、福井、石川、滋賀、岡山、鳥取、島根、長崎、宮崎、熊本、鹿児島の19県のいずれかから初優勝が出ること。組み合わせを見ると、第2日に八戸学院光星(青森)×創志学園(岡山)、第3日に海星(長崎)×日本文理(新潟)、敦賀気比(福井)×高岡商(富山)、第6日に仙台育英(宮城)×鳥取商(鳥取)と、19県の直接対決が4つもあります。もっとばらけてほしかったですね。ちなみに初優勝県は2017年の埼玉(花咲徳栄)が最後です。

 去年は雨にたたられ、雨天順延が大会史上最多の7度あり、決勝戦は8月29日と最遅となりました。今大会はどんな展開が待っているでしょうか。プロ野球同様、完全試合や5打席連続本塁打など、投打の両方で大記録が生まれることを願っています☆

今大会には適用されませんが、夏の甲子園は近い将来、暑さ対策のために朝と夕方の「2部制」で開催することが検討されているようです。さっさとそう決めてほしいと思うのはワタシだけじゃないでしょう。