まずは米女子ツアーの今季メジャー最終戦、全英女子オープンゴルフから。渋野日向子は１打差３位で３年ぶりのメジャー２勝目を逃しました。前日書いたように、ワタシはテレビでＬＩＶＥ観戦。もし渋野の優勝が絶望的になったら見るのをやめるつもりでいたのですが、渋野は最後まで喰らいついていたので、やめるにやめられません。
最終日最終組で、同組の首位アシュリー・ブハイ（南アフリカ）との差を一時は３打差まで詰めたあと、最難関ホールの14番パー４。ここをしのげば、残り４ホールで逆転の期待が高まります。しかし、渋野は痛恨のダブルボギー。これで渋野の優勝は遠のいた、と思ったら、続く15番で今度はブハイがまさかのトリプルボギーをたたき、その差がまた縮まりました。
ここまできたら最後、優勝が決まるまで見ることに。渋野は17番バーディーでブハイと１打差に迫ります。優勝のためには最終18番もバーディーが必要。が、バーディーならず、この瞬間に渋野の２度目の優勝はなくなりました。渋野はパーセーブで通算９アンダーの３位。返す返すも14番のダブルボギーが痛かったですね。〝たられば〟を言いたくなってしまいます。
優勝は、通算10アンダーで並んだブハイとチョン・インジ（韓国）のプレイオフに持ち込まれました。これを見届けて寝るつもりでいたら、３ホールを終えても勝負はつかず。そうこうするうちになんと中継が終了してしまいました。なんとも切ない展開。最後までやってくれよ。ワタシは早朝５時過ぎ、モヤモヤした気分で床に就きました。
結局、プレイオフは次の４ホール目、ブハイがパーセーブで勝利。あと少し中継を続けてくれれば……と言いたくなりますが、やはり地上波での完全ナマ中継はいろいろしがらみがあってハードルが高いんでしょうね。
さて。前置きが長くなりました。ゾロ目の日となった今日８月８日、ワタシの個人的トピックはこのニュースです。
〈人気アニメ「ルパン三世」の次元大介役などを務めた声優の小林清志さんが７月30日、肺炎のため死去した。89歳。葬儀は遺族の意思により既に執り行われた。お別れの会については、後日行う予定〉（MANTANWEB）
所属する事務所の俳協が今日、公式サイトで発表しました。子どものころから「ルパン三世」を見ていたワタシにとって、「次元大介＝小林清志」はどっぷりと染みついています。次元のカッコよさは小林さんの声によるところが大きかったですね。アニメの放送開始は1971（昭和46）年といいますから、去年９月に降板するまで、50年にもわたって次元大介を演じていたことになります。ワタシも大好きでした。ほかの番組のナレーションを含めて、もうあの声を聞くことができなくなるのは淋しいかぎりです。
ご冥福をお祈りします。
