その前にまずは軽くショックだったことから。何週間かぶりで今日(10/2)、少し家から離れたスーパーに買い物に出たのですが、アイス売り場に向かったら、なんとワタシが大好きなフタバ食品の「サクレ」のコーナーがなくなっていたのです。近くにいた店員に聞くも、アイスの担当ではなかったようで、詳細はわからず。このあとしばらく復活することはないでしょうから、別の店で見つけるしかありませんね。
さて。今日は日本プロ野球、パ・リーグのレギュラーシーズン最終日で、大一番が控えていました。1位のソフトバンクがロッテに〇か△なら2位オリックスの勝敗に関係なく優勝、ソフトバンクが●でもオリックスが楽天戦に△か●ならソフトバンクが優勝。ソフトバンク●、オリックス○なら両球団が勝率で並び、直接対決で勝ち越しているオリックスが優勝となります。
ロッテ×ソフトバンク、楽天×オリックスともプレイボールは午後6時。中継はNHKのBS1とサブチャンネルで、我が家は見られる環境にないので、ワタシはネットで経過を追うことにしました。いや~しびれる展開になりましたね。ソフトバンク、オリックスのファンは一喜一憂したはずです。
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
ソフトバンク 1 0 0 1 0 0 0 1 0|3
ロッテ 0 0 0 0 3 0 2 0 ×|5
チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
オリックス 0 0 0 0 3 0 0 0 2|5
楽 天 0 0 0 2 0 0 0 0 0|2
4回を終えた時点で、ソフトバンクは2-0、オリックスは楽天に0-2。このままいけばソフトバンクの優勝が決まります。ワタシもそうなるだろうと思っていました。が、両試合とも5回に動きます。ソフトバンクはロッテ・山口航輝に逆転3ランを許し、一方のオリックスは3点を取って逆転。今度はこのままいくとオリックスの優勝です。
結局、ソフトバンクは反撃呼ばず3-5で敗れ、オリックスは9回表に2点を追加して5-2。先に試合を終えたオリックスがソフトバンクの敗戦を見届け、2年連続14回目のリーグ優勝が決まりました。
オリックスとソフトバンクは76勝65敗2引き分け、勝率.539の同率でシーズンを終了。規定により直接対決で15勝10敗と勝ち越したオリックスの優勝となりましたが、クライマックスシリーズが始まる前は、同率で1位に2球団が並んだ場合は3試合制の優勝決定戦を行うことになっていました。過去に2球団が同率1位で終了したことはなく、今年のオリックスとソフトバンクが初のケースです。今さら言っても始まりませんが、両チームの優勝決定戦を見てみたかったと思うのはワタシだけではないでしょう。
今回のオリックスのように、レギュラーシーズン最終日にリーグ優勝を決めたのは1982年セ・リーグの中日以来6度目で、パ・リーグでは1963年西鉄以来、59年ぶり。過去5度はすべて前日首位のチームがそのまま優勝していたので、オリックスは史上初の〝レギュラーシーズン最終日逆転優勝〟となります。
このほか、データ的な特記事項として、5月に当時首位の楽天につけられた最大11.5ゲーム差を逆転したこと、昨季に続いて優勝へのマジックが点灯しないままの優勝になったこと、が挙げられます。正に奇跡の優勝と言っていいですね。
前回オリックスがリーグ連覇を飾ったのは、1995~96年のこと。95年は日本シリーズでヤクルトに1勝4敗でしたが、翌96年は巨人に4勝1敗で日本一に輝いています。昨季日本シリーズでヤクルトに2勝4敗だったオリックスが、前回同様、セのチームに雪辱することができるでしょうか。クライマックスシリーズファイナルステージの戦いが注目されます。